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【Salesforce1 Platform】
- セールスフォース1プラットフォーム
クラウド方式で営業支援システムなどを提供しているsalesforce.com(セールスフォース・ドットコム)社の主要なサービスのひとつ。利用者が独自のアプリ(アプリケーションソフト/アプリケーションサービス)を作るためのプラットフォーム。
アプリ開発のプラットフォームといっても理解にしにくいかも知れないけど、要はアプリを作って動かすための土台ということだ。1軒1軒の住宅をアプリに例えると、住宅を建てるために造成された宅地がプラットフォームといったイメージ。
セールスフォース・ドットコム社は、クラウドコンピューティングつまり SaaS方式で営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)などを提供して急成長してきた。SaaS はソフトウェア・アズ・ア・サービスの略で、特定の目的をもったソフトウェア(アプリケーション)をインターネットを通じて利用できるようにしたもの。
また、セールスフォース・ドットコム社は各企業がクラウド上で独自の情報システムを開発・運用するためのプラットフォームを PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)方式で提供している。そして、Salesforce1 Platform(セールスフォース1プラットフォーム)は、同社が2013年に発表したSalesforce1(セールスフォース・ワン)という新たなサービス群に対応したプラットフォームとなっている。
セールスフォース1プラットフォームには、
(1) アプリを開発するための部品となるようなプログラム
(2) 他のアプリやサービスと連係するためのプログラム(API)
(3) 開発したアプリをセールスフォースのサービスと連係できるしくみ
(4) セールスフォース上で公開されているアプリと連係させるしくみ
などが含まれている。
そして、これらの機能を使うことで、顧客向けのアプリだけでなく、社内用のアプリ、さまざまな製品(機器)と連係するアプリ、社内情報にアクセスるためのアプリなどを作成できる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修