NTTPCの
先進的サービスの歴史
NTTPCは1985年「すべてのパソコンのネットワーク化を実現する」という壮大なミッションを掲げて
誕生し、時代ごとにお客様のニーズに沿った先進なサービスを提供してきました。
その軌跡をご覧ください。
1980年代中期
パソコン黎明期にネットワークの
新たな可能性を切り拓くべくNTTPC誕生
パソコンの普及に伴い、コンピューターネットワーキングの重要性に着目したNTTPCは、
NTTグループの先駆けとして商用ネットワークサービスを事業化した
1980年代初頭の
ICT事情
メインフレームからパソコンへのダウンサイジングが加速。
ビジネス用途として急速に普及が拡大
基幹業務としてメインフレームが使用されていたが、CPUの性能向上や小型化により、パーソナルコンピューターが普及した。
国内のPC出荷台数もうなぎのぼり
しかし、パソコンは単体利用が
多く、通信は一般的ではなかった
パソコンは単体でドキュメンテーション作成などに使用され、基本的にデータをフロッピーディスクに保存するなどしてやり取りしていた。データのやり取りとしては、高額なコンピューターメーカーのホストコンピューターやワークステーションに専用線を利用し、法人企業における1対多数のデータ通信を行っていた。
データのやり取りは主にフロッピーディスクなどの媒体を通して行われていた
フロッピーディスクPCのドキュメンテーション利用が加速
NTTPCの
着眼点
1985
そこで、NTTは「既存の
電話回線を使用したネット
ワーク化がビジネスになる」と着目
NTTPC誕生
民営化によって法的にもNTTが電話以外の事業に着手できるようになったことを受け、パソコン通信を中心に取り扱う企業としてNTTPCが誕生した。
国有事業だった通信事業が民営化。それによりNTTが電話以外の事業を展開可能に
通信自由化1986
電話回線を利用した通信実験の開始より、
わずか一年で
『NTTPCネットワーク』
として商用サービスを開始。
高品質・高速な通信を提供
当時は商用のパソコン通信ネットワークが普及していなかった。そのため、「NTTPCネットワーク」は画期的なサービスとして受け入れられた。
NTTPCがパイオニアとして
パソコン通信ネットワーク事業を支える存在へ
1990年代
ネットワークビジネスを牽引する
インターネットサービスプロバイダーへ
早くからIP技術に取り組み、インターネットに目を向けたNTTPCは学術情報ネットワーク構築を機にNTTグループ内でのインターネット事業を担うことになり、ISP事業を牽引するパイオニアとして礎を築いていった。
ICT事情
ホームページの登場
wwwの登場
NTTPCの
着眼点
1994
さまざまな高速通信回線の導入実績を踏まえ、全国の国立大学間を結ぶ『学術情報ネットワーク』システムを構築
国内初のスーパーハイウェイネットワークを構築。パソコン通信よりも、高品質で高速な通信を実現した。多くの大学・研究機関への機器納入やネットワーク構築の実績を経て、NTTグループ内でインターネット事業=NTTPCという立ち位置を獲得
1990年代中期の
ICT事情
パソコン通信よりもさらに高速・高品質な通信方法として、アメリカで普及していたインターネットが日本でも注目されはじめる
オフィスではパソコン1人1台の時代に。Windows®95などの高機能なパソコンの登場により、個人にも普及
通信自由化
NTTPCの
着眼点
1995
InfoSphere®
大手プロバイダーへのIP網のOEM提供で「So-net」や「MSN」などが誕生。
また、「日経コミュニケーション」誌でプロバイダー・ランキングの専用線接続No.1に選ばれ、国内バックボーンやサポート体制の充実が高く評価された。
高速で高品質な通信としてインターネットサービスInfoSphere®を提供。
NTTPCのインターネットバックボーンを多数のISPが利用する環境に。2002年にはユーザー数は16万人を突破した。
1997
企業のインターネット活用の需要拡大を受け、サーバーハウジングサービス『WebARENA®』を提供
まだ「ホスティング」という言葉が一般的でないインターネット黎明期に有名Webサイトを多数ハウジングしていた
インターネット普及率は年々上昇
ユーザーニーズに合わせ、アクセスポイントは年々増加している。
インターネットの普及にともない、企業や官公庁のWebサイト改ざんなどが多く発生。セキュリティに対する意識が高まった。
1990年代後期の
ICT事情
国内のweb
ページ数が1億を突破
Googleや
amazonが日本上陸!
ECサイトやウェブサービスが年々増加
「Code Red」
Web改ざんが相次ぐ
2001
そんな中、セキュリティの高いインターネット回線「CUNets」/「SuperEBN」提供開始
2005-2007
目的に合わせた柔軟なネットワーク構成を実現し、
事業の活性化をサポート
法人企業が望んでいたセキュリティや通信品質の向上に真摯に取り組み、
多様なネットワーク要件に応える柔軟なVPNを実現した。
2000年代初頭の
ICT事情
企業へのインターネット普及率は9割以上になり、ビジネスにおいてネットワークは必要不可欠なものに
しかし、インターネットなどの共有回線を使用することにより、情報漏洩などのセキュリティに関する問題点もあらわに
インターネットの普及拡大を後押し
e-japan構想主な利用用途
社内外との情報共有・コミュニケーション
クラウドサービスの利用
情報流失が相次ぐ
某企業で400万件もの個人情報が流出
Winnyで流出
NTTPCの
着眼点
そこで、NTTPCはインターネットを介さない閉域専用網『IP-VPN』の技術を使用することにより、セキュリティが高く低遅延・広帯域な回線を提供できることに着目
セキュアかつ信頼性の高いVPN構築サービスである 『Master'sONE®』の提供開始
パッケージとして提供することにより、企業規模や目的に合わせた柔軟なネットワーク構成を実現
2006
セキュアな通信技術の活用により、webサービスは増加
さらに簡単にVPNを構築したいというニーズに着目
2007
企業用のセキュリティ性の高いネットワークを簡単に構築できるIP-WARP®の提供開始
既存ネットワークはそのままで、専門知識がなくても、簡単・低コストでビジネス用ネットワークの構築を実現
2007-2019
デジタル変革を支える
プラットフォームを展開する存在へ
IoTの産業活用などネットワークやデジタルデータはさまざまな場所や形で活用され、
デジタルトランスフォーメーションは急激に加速。
また2010年代に入ってすぐ発生したのが東日本大震災。迅速なインフラ提供や
防災アプリの実証実験を通してNTTPCは復興支援を行った。
2007年~の
ICT事情
スマホの普及にともない、通信回線の高速化・大容量化が進んだ。
iPhoneの大ヒットさまざまなデバイス(モノ)がインターネットに接続される時代へ。
IoTにより現場のデータが集積されるようになり、企業のデータ活用やデジタルトランスフォーメーションが急激に加速
様々な企業がIoTを活用することでビジネスを促進
農業
農機の稼働状況やコンディション情報をリアルタイムに収集
漁業
漁場のリアルタイム監視
製造業
工場内の機械をインターネットに接続して、工場自体の効率化を実現
その一方で、光コラボレーションによる光回線の卸売りによって、異業種からでも自社サービスに光回線を付加したサービスを提供可能に
NTTPCの
着眼点
デジタルデータを活用した新たなビジネス展開や異業種からの通信事業の新規参入に対し、NTTPCが長年培ったノウハウが提供可能であることに着目
2014
IoTを支えるネットワークとして『M2Mクラウドプラットフォーム』の提供開始
IoT/M2M実現において大きな課題となっていた「ネットワーク構築」「サーバーやデータベースの開発・運用」を解決し、新たなビジネスの展開をサポート
2016
通信サービス提供における業務スキームを簡単に構築可能な『業務支援プラットフォーム』の提供開始
自社のISP事業のノウハウを活かし事業運営に必要な業務プロセスをワンストップでサポート
2017
ソフトウェアで制御できるネットワー
ク『Master'sONE® CloudWAN』を
提供開始
IoTの普及にともない膨大なデータがクラウドに収集される時代を見越し、柔軟性や拡張性に優れ、スピーディかつシンプルなネットワーク構築・運用を実現可能なネットワークサービスを提供
IoTサービス『みまもりがじゅ丸® 』
提供開始
安価でリアルタイムにフィールドワーカーの健康管理を実現するIoT サービスで「働き⽅改⾰」を実現
2019
新VPS
『WebARENA® Indigo』
提供開始
中堅・中小企業を中心に、よりコストパフォーマンスの高いVPSサービスが求められているため、低価格で使いやすい仮想サーバー(VM)を提供
2020-現在
新型コロナウイルスの流行、
新しい働き方の進展や世の中のDX化の推進が加速
新型コロナウイルスの流行をきっかけにDX化が急激に加速すると共に
新規事業を支援するサービスや自社IoT製品の提供など、
NTTPCはネットワーク社会を複数の視点からサポートする存在へ。
2020
NVIDIA Partner Networkに参画し、データセンターGPU分野におけるAI / IoT事業者向けビジネスをさらに強化
ディープラーニングの隆盛から、高い技術優位性をもつスタートアップ企業とのビジネスコラボレーションを通じ、新規事業立ち上げや既存事業改革を目指す企業におけるAI / IoT導入を積極的に支援・推進のため、データセンターGPUの分野における企業向けのプラットフォームビジネスをさらに強化
2021
日本初!Webサーバーをリモートワークの構築に利用した『Telework Station™』を販売開始
自宅から 高セキュリティで、オフィス内 の業務用パソコンへのアクセス・操作を可能。低コストで、中小・小規模企業のリモートワーク導入をサポート
中堅・中小企業向けゼロトラスト対応サービス
『Secure Access Gateway』
セキュリティ強化、社内ネットワークの輻輳回避などリモートワーク環境構築に貢献するゼロトラスト対応サービスで、投資コストやシステム人材確保に課題のある中堅・中小企業でも導入が容易に進められる
2022
新NTTドコモグループの一員へ
NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェアを新NTTドコモグループへと再編したことにより、NTTPCコミュニケーションズも新ドコモグループの一員として、お客さまへの提供価値の向上とさらなる成長をめざす。
新たなサービスビジョン・パーパスの制定
世の中のためになるサービスを提供し、日本の中堅・中小企業のDX化を支援する新たな価値の提供を目指すことをNTTPCのパーパスとして推進
『VDIクラウド
for デジタル ツイン®』の
提供開始
インターネットに接続した機器などを活用して現実空間の情報を取得し、仮想空間内に現実空間の環境を再現するデジタルツインの高まりから、デジタルツインを活用し、建設業や製造業などで3Dアプリケーションの実行環境を提供
先進的なサービスを
提供し続けます
amazonは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
googleは、Google Inc.の商標または登録商標です。
gmailは、Google Inc.の商標または登録商標です。
Skypeは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
MSNは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
マルチプランは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
mixiは、株式会社ミクシィの商標または登録商標です。
GREEは、グリー株式会社の登録商標です。
Facebookは、Facebook,inc.の登録商標です。
So-netは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標です。
Lotus 1-2-3は,IBM Corporationの登録商標です。