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- 非接触ICカード
【非接触ICカード】
- 非接触カード
銀行のキャッシュカード、クレジットカード、電話や電車のプリペイドカード、企業の入退室管理に使われる IDカードなど、ほとんどのカードは使うとき機械に通したり挿入したりする。つまり、これらは機械に接触させて情報を読み書きするカードということになる。
非接触カードの場合、データを読み取る装置に近づけるだけで読みとり機と ICカードが無線でデータを交換をする。そのため接触させる必要がない。
具体的には、JR東日本の Suica(スイカ)などの ICカード乗車券がある。このほか、企業の入退室管理でも非接触カードを使っているところがある。
Suica の場合、自動改札の読みとり機に「タッチする」つまりカードを触れさせるよう呼びかけられている。これは読み取りを確実にするためで、実際には薄手のケースなどに入ったままでも利用できる。つまり、直接接触しなくても大丈夫ということ。
なお、Suica は基本規格として、ソニーの FeliCa(フェリカ)を使っている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修