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【エレクトロニック・コマース】
- EC
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日本語では「電子商取引」と訳される。インターネットなどのコンピュータ・ネットワークを通じて、商取引をすること。
わかりやすい例としては、インターネットのホームページで行われている通信販売、つまりオンライン・ショッピングがある。このほか、携帯電話などを利用したモバイルコマースも実用化されている。
しかし実際には、企業対企業の商取引の方が、はるかに実用化が進んでいる。たとえばインターネットを通じて、製品の見積もりや受発注などが行われている。取引先と専用の通信回線をつないでいるケースもある。
中には、自社で必要としている資材の一覧をホームページで公開して、製品を納入したい企業は、それを見て入札する、なんて形態までいっている会社もあるという。足しげく通ったり、接待するような営業スタイルが崩れてきているらしい。
エレクトトニック・コマースに対応すると、受発注データが電子化されるので、紙の資料が大幅に減る。しかも、データ入力の手間や入力ミスも減る。受発注から請求にかかわる人手も少なくて済む。というわけで、今後ますます普及すると思われる。
なお一般に、企業対企業の取引を B to B、企業対消費者の取引を B to C と略すことが多い。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修