【アタピー】
- ATA
- ATAPI
- アタ
- パラレルATA
パソコンの内部に、ハードディスクや CD-ROMドライブを接続するために使われてきた IDE という方式がある。ATA や ATAPI は、この IDE を規格化したもの。
まず、ATA は、IDE の標準的な規格を定めたもの。そして、IDE を進化させたエンハンスドIDE は、ATA-2 として規格化されている。
ATAPI は、エンハンスドIDE をさらに拡張して、ハードディスクのほかに CD-ROMドライブなども接続できるようにしたもの。一時期、ほとんどのパソコンが ATAPI に対応していた。
なお一般に、ATAを「アタ」または「エイタ」、ATAPIを「アタピー」と読むことがある。
今は、より新しいシリアルATA という方式が普及している。これと区別するために、従来の ATA をパラレルATA と呼ぶこともある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修