導入事例

運用ノウハウがないMVNO事業を短期間で立ち上げ

一般社団法人 日本ICTスクール協会さま

業務効率化コスト削減

顧客管理、オーダ管理、料金管理まで
モバイル事業に必要な業務がBPaaSで一元管理可能に!

一般社団法人 日本ICTスクール協会

一般社団法人 日本ICTスクール協会さま

効果 業務の効率化|コスト削減
導入サービス ビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)

課題と成果

課題
  • 運用ノウハウがないMVNO事業への新規参入が不安。
  • システム開発などの初期費用を抑え、かつスピーディに事業化したい。
成果
  • 運用ノウハウがなくてもビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)で簡単、自動化。
  • 自社構築と比較して約1/3のコスト、検討からわずか3ヶ月で事業開始へ。
    (※NTTPC調べ)

PCスクール開設を支援する一般社団法人 日本ICTスクール協会(以下、JISA)。JISAは、PCやスマートフォン初心者にインターネット環境を整えるところから寄り添うスクールを全国に展開することで、インターネットを使える人とそうでない人との"情報格差"をなくそうと尽力している。JISAのこの理念を具現化するモバイルサービスの提供には、NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)のビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)が活用されている。

背景と課題

インターネット超初心者にICTの使い方を教えてあげたい

自身の学習塾運営の経験を元に、PCスクール開業(併設)支援をスタート

一般社団法人 日本ICTスクール協会 副代表理事 小池 夏代 氏
一般社団法人
日本ICTスクール協会
副代表理事
小池 夏代 氏
JISA モバイル事業部 執行役員 長門 数馬 氏
JISA
モバイル事業部
執行役員
長門 数馬 氏

始まりは、小池氏が開いた学習塾だった。生徒がなかなか集まらず経営に苦心した末に、学習塾のスペースを使ってPCスクールを併設することを思いついた。2010年頃のことで、世の中にスマートフォンが普及し始めた頃だ。小池氏自身がPCに特別詳しかった訳ではないこともあり、ターゲットは超初心者に絞り込んだ。その結果、先生が生徒に近い目線で教えてくれると好評を博し、学習塾とPCスクールの両輪でビジネスが回り始めた。

「学習塾のターゲットとなる年齢の子供は全人口の数パーセントしかいません。それに比べてPCスクールなら超初心者に絞ったとしてもより多くの人をターゲットとして狙えます。それも功を奏しました」(一般社団法人 日本ICTスクール協会 副代表理事 小池 夏代氏)

小池氏は周囲の学習塾仲間にもPCスクールの併設を勧めるようになった。要望が増えるに従い組織化と事業化の必要性を感じるようになり、法人化することに。こうして2014年5月に生まれたのがJISAだ。

「私のように学習塾の傍らでPCスクールを開いたり、空スペースにPCスクールを併設したりすれば、小規模事業者でもビジネスを広げられます。それに、全国各地に超初心者向けPCスクールが広がれば、その地域の人たちをもっと助けられると思っています」(小池氏)

小池氏がターゲットとしているのは、インターネットに接続する方法がわからない、スマートフォンの使い方がわからないといったレベルで悩んでいる人たちだ。超初心者には、人によるサポートが必要だ。この層を救ってあげることで、インターネット活用の有無による"情報格差"を少しでもなくしていきたいという思いが、小池氏にはあった。

解決とその効果

自社のモバイルサービスを、NTTPCのモバイル(SIM)で実現。
注文や請求処理は、ビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)で一括管理

顧客管理、オーダー管理、料金管理など新規事業に必要な環境は揃っていた

生徒からよく受ける相談に、インターネットを使えるように設定してほしいというものがあった。

「携帯電話ショップや家電量販店のキャンペーンなどでインターネット回線を契約する人もいます。そういう場合、どのような回線をどのようなプランで契約したのか、自分自身もわからないまま申し込んでいる場合も多いのです」(小池氏)

こうした初心者は設定情報となる書類を保管していないことも多く、ヘルプ要請を受けても応えてあげられないケースが少なくない。そこで、スクール自身で生徒さま用のインターネットサービスを提供すれば、設定や接続に必要なデータや書類を管理できるとの想いに至った。まさに逆転の発想だ。そこで、NTT東日本・NTT西日本が始めた光コラボ事業を使い、JISAとして2016年春から「TOWN光」というインターネットサービスを提供し始めた。事業者としてユーザーの設定情報を管理できるので、生徒の「困った」を解決できるようになった。

「TOWN光の準備をしているときから考えていたのが、『次は、モバイル(SIM)も取り扱いたい』でした。インターネットサービスと同じように、スマートフォンを買ったけど使いこなせず、高額な通信費を無駄にしている人もいます。かといって格安SIMを自分で契約したり、使いこなしたりするスキルはもちろんありません」(小池氏)

顧客管理、オーダ管理、料金管理まで。新規モバイル事業の開始に必要な環境をNTTPCが一括提供。

小池氏が考えていたのは、オンライン申込の格安SIMよりは少し高いけれど、スマートフォンの設定や使い方の指導まで受けられて、キャリアよりは通信費が安い、初心者に優しいモバイルサービス。その事業化を支援したのが、NTTPCコミュニケーションズだ。NTTドコモのSIMの提供だけでなく、モバイル事業の運営に必要な顧客管理、オーダ管理、課金管理などをクラウド上で行えるビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)だ。

「モバイル事業を支援してくれる事業者は他にもありましたが、NTTドコモの通信網を使ってMVNOを始めるなら、NTTグループのサービスを使った方がいいと考えていました。既に展開していたTOWN光も同じNTTグループのサービスが基盤ですし、窓口が近い方がこちらも助かります」(JISA モバイル事業部 執行役員 長門 数馬氏)

他の事業者も検討したが、モバイル(SIM)の最低販売数の制約や、モバイル事業に必要な環境(顧客管理、オーダ管理、課金管理など)を別途用意する必要があり、時間もコストも大きくかかる。それを解決し、素早く低コストで、JISAのサービスプランを実現するには、NTTPCが提供するモバイル(SIM)とビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)がベストだったという。

今後の展開

自社のモバイルサービスを地方へ広げたい

プラン検討を始めてからわずか3か月後の2016年9月、「TOWNモバイル」がスタートした。「TOWN光」のインターネット回線とのセットプラン、モバイルだけのプラン、2台目以降のプランを揃え、プランを選ぶところから相談に乗り、端末選びや代理購入も行なう。

「初期費用には端末設置費用、初期設定費用に加えて、60分のスマートフォン講座も含まれます。Androidの場合はGmail、iPhoneの場合はApple IDの取得から指導し、必要なアプリのインストールと設定もお手伝いしています。機種変更の場合は、変更に伴う必要な手続きも支援しています」(小池氏)

小池氏は「TOWN光」と「TOWNモバイル」を、大手キャリアが販売店を設けようとしない地域にこそ展開していきたいと、今後の展望について語った。気軽にインターネットを活用してもらうことで、情報格差をなくしたいという理念がそこにはある。
「インターネットを使える人と使えない人との格差は広がる一方です。その格差を少しでも縮めるため、使う人の視点に立ったサービスづくりができるよう、NTTPCコミュニケーションズさんにもたくさん要望を伝え、たくさん応えてもらいました」(小池氏)

初参入のモバイル事業はNTTPCのサービスを活用し、効率的な運営が可能になった。効率的に運営しつつ、JISAは生徒さまや地域の人達にサービス提供しながらPCスクールという本業に注力ができる。

新事業の立上げと運営を低コスト・短期間で実現するビジネスプロセス支援サービス(BPaaS)が、情報格差のない社会を作るというJISAの理念の実現を支えている。

組織概要

一般社団法人 日本ICTスクール協会

2010年埼玉県で活動を開始し、2014年5月、正式に一般社団法人日本ICTスクール協会として発足。学習塾およびパソコン教室運営者のために、会員相互の連携や技術、情報交流、また本チェーンと他社との契約等を図り、会員教室の経営安定を目的としている。

組織名 一般社団法人 日本ICTスクール協会
URL http://jicta.com/
本部事務局 埼玉県越谷市千間台東1-9-5
支部 東北・川崎・中部・関西・九州

まずはお気軽に
お問い合わせください。

関連する導入事例

関連する事業課題・ITテーマ

PageTop