InfoSphereのIPv6に対する取り組み

InfoSphereでは、
IPv6への取り組みを行っています。

1.「フレッツ」接続サービスにて、IPv6インターネット接続が標準で
利用可能

「フレッツ」接続サービスの以下対象コースにおいて、IPv6インターネット接続が、NTT東日本・NTT西日本で提供されるひかり電話ルーターを利用することで利用可能になります。
固定IPアドレスを割り当てるサービスにおいては、IPv6アドレスを/56で標準割当いたします。

対象コース

「フレッツ 光ネクスト」に対応した動的IP/固定IPアドレス付与の各コース

  • 「フレッツ 光ネクスト」 ビジネスコース 各コース
  • 「フレッツ 光ネクスト」 ファミリーコース 各コース
  • 「フレッツ 光ネクスト」 マンションコース 各コース
  • 「フレッツ 光ネクスト」 プライオ10コース 各コース
  • 「フレッツ 光ネクスト」 プライオ1コース 各コース
  • 「フレッツ光」ファミリーコース ダイナミックタイプ※
  • 「フレッツ光」マンションコース ダイナミックタイプ※
  • 「フレッツ」回線が「フレッツ 光ネクスト」以外の場合はご利用になれません。

お申し込みについて

申込不要
標準提供となりますので、お客様からのお申込は不要です。

ご利用イメージ

該当サービスにおいてIPv6を利用するためには、NTT東日本・NTT西日本が提供するひかり電話ルーターが必要にな ります。詳しくは、NTT東日本・NTT西日本にお問い合わせください。

IPV6利用イメージ
  • 対象となるひかり電話ルーターについては、RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、RV-440シリーズ、RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズおよび2014年3月以降に導入された機種です。
    詳しくは、NTT東日本・NTT西日本にお問い合わせください。

対象機器

IPv6インターネット接続のご利用に対応したひかり電話ルータは、以下の機器になります。

対象番台 機種名
500番台※1 ※2 RT-500MI / RT-500KI
PR-500MI / PR-500KI
400番台※1 ※2 RT-400MI / RT-400KI / RT-400NE
PR-400MI / PR-400KI / PR-400NE
RV-440MI / RV-440KI / RV-440NE
300番台※1 RT-S300NE / RT-S300SE / RT-S300HI
PR-S300NE / PR-S300SE / PR-S300HI
RV-S340NE / RV-S340SE / RV-S340HI

(2015年4月現在)

  • ※1
    本体に「GV-ONU」と記載があるHGWも対象機種に含みます。
  • ※2
    400番台、500番台のHGWでIPv6 PPPoEアダプタ機能をご利用いただく場合、「フレッツナンバー通知機能」の「通知希望文字列($186)」、「非通知希望文字列($184)」の付与はご利用いただけません。300番台のHGWは本機能に対応しています。
    なお、IPv6 PPPoEアダプタ機能を利用するには上記対象のHGWを利用であり、かつ、HGWのファームウェアが最新であることが必要です。最新のファームウェアについては、NTT東日本NTT西日本にご確認ください。

IPv6割当アドレスの確認方法

IPv4アドレスを固定IPにて割当するサービスタイプをご利用のお客さまは、IPv6アドレスについても固定アドレスにて割当いたします。
割当られたIPv6アドレスは、「申込/契約確認サイト」にてご確認になれます。

DNSサーバ

InfoSphereが提供するキャッシュDNSサーバのIPv6のアドレスは以下の通りです。

<東日本エリア>
  • プライマリDNS:2001:2c0:11::c01
  • セカンダリDNS:2001:2c0:11:1::c02
<西日本エリア>
  • プライマリDNS:2001:2c0:11::c11
  • セカンダリDNS:2001:2c0:11:1::c12
2. IPv6デュアルスタックサービス(オプション)を提供

InfoSphere専用線型インターネット接続サービスをご利用のお客さまに、IPv6インターネット接続を提供する無料のオプションサービスを提供しています。
IPv4 / IPv6デュアルスタック方式を利用することで、お客さまが現在ご利用されているIPv4 ネットワーク環境からIPv6インターネットへ接続することが可能となります。

IPv6とは

IPv6とは、インターネットで広く普及してきたプロトコルである「TCP/IP(IPv4)」のホストアドレスを表わすためのフィールドを32bitから128bitに拡張した新しいプロトコルです。
現在インターネットで使われているIPv4は、ホストアドレスを表わすためのフィールドが32bitであり、最大約40億個のアドレスを利用することができました。
しかし、利用者の増加により利用可能なアドレスが枯渇してしまう見込みとなっています。※

そこで、利用可能なアドレスの拡大を目的として、IPv4を拡張したものがIPv6です。ホストアドレスを表わすためのフィールドを128bitに拡張したことで、利用可能なアドレスが約 2128個(= 約340澗個)になりました。

さらにこれまでのインターネット運用実績をふまえた、従来のTCP/IPで問題となっていた部分を修正したり、新たな機能を追加して仕様化されています。

  • ネットワークカードの物理アドレス(MACアドレス)を基にアドレスを決定し、ルーティング情報を自動的に設定する"ネットワーク自動設定"。
  • パケットの暗号化や送信者の認証により安全な通信を実現させる"セキュリティ"技術の実装。

など、IPv6では従来のIPv4では複数のプロトコルの組み合わせで実現していた様々な技術を標準で実装しています。

  • 2011年4月15日に、日本を含むアジア太平洋地域のIPv4アドレス在庫が枯渇したため、日本国内のNIR(National Internet Registry)であるJPNICにおいて、通信関連事業者等に対する現行の規約に基づいたIPv4アドレスの通常の割り振りが終了しました。

IPv6のIPアドレス

IPv4が32ビットであったのに対し、IPv6は128ビットとなります。
IPv6アドレスの後半部分(64bit) は「インターフェースID部」と呼ばれ、お客さま側で自由に機器に割り当てができる部分です。プロバイダは、前半部分(64bit)の「ネットワークプレフィックス部」に含まれるグローバルルーティングプレフィックスを払い出します。
サブネットID部は、お客さまのネットワークに割り当てていただけます。

IPv6アドレスの表記

IPv6のアドレスは、128bitを16bitずつ「:」(コロン)で8ブロックに区切り、16ビットの数値を16進数で表記しています。
(例)2001:02c0:0001:0100:0000:0000:0000:0053 但し、アドレスは、以下のように省略できます。

2001:02c0:0001:0100:0000:0000:0000:0053
↓ 各16進数4桁部分ごとに、先頭の「0」を省略できます。
「02C0」は「2C0」、「0001」は「1」、「0100」は「100」、「0000」は「0」
2001:2c0:1:100:0:0:0:53
↓ 16進数4桁が「0」の部分が続く場合、「::」と省略できます。
但し、「::」はアドレス全体で一度しか使えません。
2001:2c0:1:100::53

利用規約

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