サポートセンターをサブスクリプション化
する、中小市場向けNAS
『オフィス・ステーションPro』

【技業LOG】技術者が紹介するNTTPCのテクノロジー

2020.08.13
セキュリティ

技業LOG

~スマートデバイス普及に伴い、みえてきた課題~

昨今、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスが急速に普及し、企業のICTツールとしても活用され始めております。
これらのスマートフォンやタブレットを活用することを考えることも重要になってきました。さらに、iPhoneやiPadでは、昨年の最新OS(iOS13 / iPadOS13)からは、標準でファイル共有サービス(SMB)をサポートするようになってきております。 このような背景から、ストレージ容量の少ないスマートデバイスでもNAS等のオンプレミスでのファイルを共有利用することが重要なポイントになってきております。
また、中小企業では人手不足もあり、企業さまに選任の情報システム部門や情報システム担当者がいないところも増えており、これらのICT機器をどのように活用すればよいかがわからなくなってきている状況と思われます。

中小企業さま向けNASの課題

中小企業さま向けのNASとしては、大きく2つの課題があります。

エンドユーザーさまの課題

NASには、低価格のコンシューマー向け商品やHDDを別途購入するNAS Box等様々な商品があり、ファイル共有するという観点では同じ機能でどのような視点で購入したらよいかがわからない。

- NAS購入後の管理ができない

選任に管理者を置くことができず、トラブル時にどのように対応したらよいかわからない。

- スマートデバイスの活用としてリモートワークでも利用できるようにしたい

NASのファイルをスマートデバイスで簡単にセキュアに利用したい。

B2B2Mx(中Bさま)の課題

エンドユーザーさまへNASを販売する中で、どこのNASも機能的に差分は無く、差別化を図って提案し継続したビジネスを提供したい。

- 故障したときの対応が不安

メーカーのオンサイト保守では、差別化を図ることができない。
また、独自でオンサイト保守を行うには保守部材の準備や、管理ツールをメーカーの無償ツールを利用して提供することになるため不都合があったときにしっかりと対応ができるかが不安。

- クラウドバックアップ利用時に差別化が図れない

一般的なクラウドサービスとの連携機能を利用するだけでは、お客さまに対しての手厚いサポートができない。

NTTPCが考えるオフィス・ステーションProを活用した解決策

NTTPCでは、以下の3点による機器とサービスを提供することで、中Bさま、エンドユーザーさまの課題を解決できると考えています。

  • 安定稼働する長期保証(5年)の機器提供(NAS本体)
  • 先出センドバック+オペレーションツール提供(見守りサービス)
  • クラウドストレージを利用したバックアップサービスの提供(クラウドバックアップサービス)
図:NTTPCが考えるオフィス・ステーションProを活用した解決策

エンドユーザーさまに対する解決策

NTTPCの解決策と中Bさまの以下2点の組み合わせにより、管理者が不在でも、社内からも、社外からも安心してファイル共有可能となります。(社外からのファイル共有は、NASへの標準搭載機能とスマートデバイス等へのアプリケーションのインストールで容易にファイルの共有が可能です)

- 1次受けサポートセンター

困ったときには、中Bさまへ連絡するだけで、NASの故障判断・故障交換、NASの状態確認が可能となり安心してNASを利用することが可能となります。

- オンサイト駆け付けサービス

万が一故障が発生した場合でも、オンサイトで現地に駆け付けてくれるため故障交換も、専門の工事業者に対応をお願いすることが可能です。

B2B2Mx(中Bさま)に対する解決策

NTTPCの解決策に、中Bさまの「1次受けサポートセンター」、「オンサイト駆け付けサービス」を組み合わせることでそれぞれの課題の解決が可能です。

- 故障対応

お客さまからの不具合問い合わせや、故障交換アラートを確認し、故障時の交換は、交換機器は、NTTPCからの先出センドバックと中Bさまのオンサイト駆け付けサービスにより、お客さまに安心してNASを長くご利用くださることが可能です。

- クラウドバックアップの差別化

NTTPCのクラウドバックアップサービスをOEM提供受けることでNAS販売、サポートサービス、クラウドバックアップを一気通貫でオリジナルサービスとして展開することが可能となります。

提供サービスイメージ

次の図のような提供イメージになります。
NAS本体、オペレーションツール、クラウドバックアップサービスの3つを一気通貫で提供しています。

図:提供サービスイメージ

NAS単体、クラウドサービス、オペレーションツール(サポート基盤)をそれぞれ準備することなく、エンドユーザーさまに機器とサービスを提供できます。

今後の課題
~これからの、ニューノーマルに向けて~

今回提供しているオペレーションツールは、NASにフォーカスした機能提供になっています。
このオペレーションツールをクラウドバックアップサービスとの連携を行うとともに、NAS以外の製品・サービスとの連携を行い継続したオペレーションツールの利用促進を図ります。

NAS本体

NASに求められる機能は、NTTPCのターゲットである企業さま規模とは異なりますが次のようなデータがあり、導入コスト、運用コスト、バックアップ、高可用性 / 高信頼性が求められています。

図:ご参考 平成15年度外付けストレージシステム導入にあたっての選択基準
引用元:社団法人電子情報技術産業協会 2008.10.2 JEITAサーバ事業委員会(CEATEC2008)

今回、信頼性を高めるために様々な負荷試験やベンダー、社外、社内の検証を実施しましたが、信頼性という観点ではリリース後でも安定しているかを継続して判断される部分でもあります。このため、継続した運用試験とエンドユーザーさまからのフィードバックを注視しながら信頼性の向上を図っていきます。
また、スマートデバイスの普及によるICTツールとして有効活用できるようパソコンだけではなく、スマートデバイス(iOS / iPadOS、Android)からのリモートアクセス機能を提供していますが、スマートデバイスの進化や使い方の提案ができるようNASとしての機能の強化も検討していきます。

オペレーションツール

現状のオペレーションツールは、今回リリースしたNAS専用のツールとしてNASの管理、故障対応に特化したツールになっています。
しかし、NAS管理ツールとしては、国内のNASメーカーからも無償提供していることもあり、有償サービスとしての提供のメリットをもっと打ち出し、継続してご利用になれるツールとして発展をしていきたいと考えております。
例えば、クラウドバックアップサービスからのバックアップデータのダウンロードリンク先情報の共有等の連携強化や、今後リリースしていくサービスとの連携、中Bさまが提供するサービスとの連携など、より良いツールをサービス提供することを検討し進化させていきます。

バックアップサービス

100GB単位で1TBまで契約でき、もしもの時には、バックアップデータをブラウザからダウンロードできることで好評を得ているもののNASのデータ容量からすると足りないという声も上がっております。
今後は、バックアップデータ容量の向上を検討していきます。

その他

今回は、NASを中心としたファイル共有機能にフォーカスし、開発を進めてきましたが、ファイル共有に限らずオフィス内のLAN環境に設置する機器としてお客さまのICT環境を便利に簡単に安全に利用するために様々なサービスと連携し、一歩先を見据えたサービスの開発を進めていきたいと考えています。

最後に

本サービス開発において、社内外の各関係部署の協力のもとリリースすることができました。

技業LOG

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