アズビルさまが海外ビルオートメーション機器ネットワークとしてNTTPCの独自特許技術サービスを採用～建物省エネ技術のリーディングカンパニーが選ぶオーバーレイネットワークサービス「IP-WARP®」　～

株式会社NTTPCコミュニケーションズ（以下NTTPC、代表取締役社長：前澤孝夫　本社：東京都港区）の提供する『IP-WARP®』*1が、ビルオートメーションシステム（以下BAシステム*2）を東南アジアに展開予定のアズビル株式会社（以下　アズビル）さまに採用されました。なお、本件は2014年春より、順次展開してまいります。

アズビルさまは1906年の創業以来、計測と制御の技術を追求し、自社にて開発、製造したセンサやコントローラ、納入後のメンテナンスサービスをはじめとするさまざまな商品・サービスで、安全かつ快適な執務・生産空間の創造と、環境負荷低減に貢献しています。同社は一層の成長に向け、エネルギー効率を良くしたいというニーズが高まってきた東南アジアにてBAシステムの展開を予定しており、この展開を進めるにあたって必要となるネットワーク環境に、海外対応『IP-WARP®』　の採用を決定されました。

【IP-WARP®を採用したメリット】
【1】導入・展開時の稼働を抑えて、ネットワーク構築が可能
オーバーレイ・ネットワーク*3のコンセプトをベースとして開発された『IP-WARP®』装置を物理ネットワーク上に設置するだけで、セキュアな「計測・制御機器のグローバルVPN」が構築できるため、新たなネットワーク工事や煩雑な設定作業が不要となります。

【2】運用を変えず、日本品質の解析・技術支援を海外へ展開可能
日本と海外が、セキュアかつ安定したネットワークでつながることにより、海外と国内の一体的な運用が可能となります。このため、体制や手順などの変更が不要となり、日本にいるエンジニアの技術やスキルをそのままに、海外へスムーズにサービス提供が行えます。

【利用イメージ】
海外に設置のBAシステムより収集された重要データは、『IP-WARP®』を通して日本に送られ、国内のエンジニアにより解析後、現地へフィードバックされます。

＜IP-WARPを活用したBAシステム*2イメージ図＞

【今後の展望】
NTTPCは、ボーダレスなビジネス展開をご検討されているお客さまに貢献できるよう、「モノのインターネット市場（Internet of Things : IoT）」のグローバル化に合わせ、『IP-WARP®』をはじめとしたサービス展開を進めてまいります。

*1 「IP-WARP®」：
『IP-WARP®』は、NTTPC独自の技術をベースにIPネットワークに対応した複合機、POS等をはじめとする特殊端末機器向けの「かんたん」かつ「リーズナブル」、そして「セキュア」なオーバーレイ型VPNサービスです。ファイアウォールやNATなど既存ネットワーク環境を意識することなく「もうひとつの」プライベートネットワークを容易に追加でき、導入場所を問わないロケーションフリーである点が大きな特長です。
*2 BAシステム：
ビルオートメーションシステム。建物内の空調・熱源・照明・受変電・防災・セキュリティ・エレベーター等の各種設備を総合的に制御・監視・管理することにより、快適環境と省エネルギーを実現するサービス。
*3 オーバーレイ・ネットワーク：
既存のネットワークの上に構築された、仮想的なネットワーク。

*「IP-WARP」の独自トンネリング技術は、国際特許を取得しています。特許取得国：日本、韓国、中国、欧州（指定国：イギリス・ドイツ・フランス・スペイン・オランダ・スウェーデン・フィンランド・ポーランド）、米国。
*「フィールドクラウド」はNTTPCコミュニケーションズ及び日本電気株式会社の登録商標です。
*「IP-WARP」はNTTPCコミュニケーションズの登録商標です。

■アズビル株式会社さまについて（http://www.azbil.com/jp/‎）
代表者：代表取締役社長　曽禰寛純
本社：東京都千代田区丸の内2-7-3
創業：1906年12月1日（明治39年）
設立：1949年8月22日（昭和24年）
資本金：105億2,271万6,817円
従業員数：5,335名　（2013年3月31日現在）

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