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【テレワークにおすすめ】テレワークで必要なICTツール2選!

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ついに到来したテレワーク時代。厚生労働省の「テレワーク総合ポータルサイト」では、テレワークに必要なICTツールを5つに分類して紹介しています。そこで本稿では、それぞれのICTツールの概要、およびそのなかでも特に必要なツール2点を紹介します。

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目次

テレワークに必要なICTツール

リモートアクセスとは?
外出先や自宅でも社内に設置しているパソコンへ接続できる

図1 テレワーク用ツール(「テレワーク総合ポータルサイト」より作成

令和3年1月7日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため2度目の緊急事態宣言が行われました。
それに伴い、政府は「出勤者7割減」を目標として掲げ、そのための有効な手段として「テレワーク」をあげました。

では実際にテレワークを行う場合、どのようなツールが必要となるのでしょうか?
厚生労働省の「テレワーク総合ポータルサイト」では、テレワークに必要なICTツールを大きく5つに分けて説明しています。まずはそれぞれの概要を確認しましょう。

参考:テレワーク総合ポータルサイト

(1) テレワークツール(リモートアクセスツール)

「テレワークツール」は、在宅勤務を行う際に外部から社内のファイルサーバーや業務アプリケーションに接続するためのツールです。
テレワーク総合ポータルサイトでは、「VPN方式」「リモートデスクトップ方式」「仮想デスクトップ方式」「クラウドアプリ方式」の4種類に分けて説明しています。それぞれを簡単に説明します。

「VPN方式」

インターネット上に仮想の専用線を設定し、社内ネットワークに接続する方式です。
「インターネットVPN」「エントリーVPN」「IP-VPN」「広域イーサネット」等の種類があり、コストやセキュリティ要件に合わせて選択することができます。

「リモートデスクトップ方式」

社内にある自分のPCの画面を手元のパソコンに表示して操作する方式です。
データ自体は社外に出ないため、比較的高いセキュリティを確保できます。ただし、通信環境によっては操作が「重い」と感じることもありえます。

「仮想デスクトップ方式」

サーバー上に複数の仮想デスクトップを用意し、そこにアクセスして業務を行う方式です。
「リモートデスクトップ方式」同様、データをサーバー外に持ち出さない運用が可能です。通信技術の進歩によりかなり改善されましたが、以前は操作時の遅延が問題とされていました。

「クラウドアプリ方式」

業務に使用するデータや業務アプリケーションをすべてクラウド上に配置し、外部からアクセスする方式です。
クラウド型サービスのため機器や設備の運用管理が不要で、データの管理を一元化できるというメリットがあります。ただし、転送するデータが大容量になりやすく、通信環境については十分考慮する必要があるでしょう。

それぞれの特徴を次表にまとめました。

VPN方式 リモートデスクトップ方式 仮想デスクトップ方式クラウドアプリ方式
コスト
(方式による)
安全性
操作性
(方式による)

(通信環境による)

(通信環境による)

(通信環境による)

ここで注意していただきたいのは、どの方式においても外部から社内のファイルサーバーや業務アプリケーションに接続する手段を与えている以上、セキュリティの確保は絶対条件であるということです。

(2) コミュニケーションツール(オンライン商談、WEB会議システム等)

「コミュニケーションツール」は、各自が離れた場所で働くことにより不足しがちなコミュニケーションを補うためのツールです。
オンライン商談ツール、WEB会議システムのほか、SNSやチャットツールなどが含まれます。また、情報共有のためのクラウドストレージなどのツールなども含まれます。
出張や対面営業難しいなか、特にオンライン商談ツール、WEB会議システムが注目されています。

(3) 管理システムツール(勤怠管理、タスク管理等)

テレワークの課題のひとつである労務管理。分散して業務にあたるテレワーカーの勤怠管理が課題となり、なかなかテレワークを実施できない、という企業もあることでしょう。
そうした状況に合わせ、各テレワーカーが実際に何時間勤務しているか、現在どのような業務を行っているかを可視化するためのツールが「管理システムツール」です。
また、タスク管理ツール等を活用すればテレワーク時代に適応した新たな評価システムを構築することも可能です。

(4) ペーパーレス化ツール(電子文書化システム等)

「ペーパーレス化ツール」は電子文書化システムなど、紙書類を電子化しペーパーレス化を支援するためのツールです。
テレワーク実施において政府が「必須条件」と考えている事柄が「ペーパーレス化」。確かに在宅勤務やモバイルワークにおいて紙文書は効率を下げる大きな要因と言えるでしょう。
「テレワーク総合ポータルサイト」では、いきなりすべての文書の電子化を検討するのではなく、まずは利用頻度の高い既存の社内文書を電子化し、サーバー上の共有フォルダなどに保存するところから開始することを推奨しています。

(5) モバイルワークツール(安全なモバイルテレワークツール)

「モバイルワークツール」は、モバイルワーク環境での安全な接続環境を確保するツールです。

例えば、移動中や外出時、安全なWi-Fiの接続環境が整備されていない場合、インターネットに接続できずオフライン作業しか行うことができません。しかし、モバイルワークツールを活用すれば、外出中でもパソコン・タブレットなどから安全に社内データにアクセスできます。
また、空港や喫茶店など公共の場所で、万一の機器の紛失・盗難時にあった場合でも情報漏えいを防げるソリューションも登場しています。

テレワークに使えるおすすめツール2選!

では、テレワーク用ツールには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。以下にNTTPCが提供するテレワーク用ツールを簡単に紹介いたします。

テレワークツール:【Master'sONE CloudWAN®】

「Master'sONE CloudWAN®」は、拡張性が高く快適なテレワーク環境を構築できる中堅・中小企業向けのVPN方式の「リモートアクセスツール」です。
リモートアクセスにはMaster'sONE CloudWAN®の閉域ネットワークを経由するため高度なセキュリティを提供します。
また、低遅延なIPoE接続を採用しているためオフィス同様に快適に業務を進めることができます。
各事業所に「エッジ装置」を設置するだけで、面倒な設定は不要。
さらに初期費用0円、月額費用19,000円(税込20,900) / 拠点からご利用が可能で、速やかなテレワーク環境の構築を目指す中堅・中小企業に最適なツールです。

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テレワーク・モバイルワークツール:【Master'sONE®モバイル セキュアリモートアクセス】

「Master'sONE® モバイル セキュアリモートアクセス」は、自宅や外出先などからインターネットを利用して社内システムにセキュアに接続できる「安全なモバイルテレワークツール」です。
インターネットに接続できる環境さえあれば、通信キャリアやデバイスに関わらず利用可能。また、ワンタイムパスワードやIDロック機能なども備えているため高度なセキュリティを提供します。
既にMaster'sONE®ネットワークをご契約中の場合は、初期費用0円、月額費用1,500円(税込1,650円) / 拠点で開始可能。
ご自宅などの既存の接続環境を活かし、スムーズなテレワーク環境の構築が可能です。
また、未契約の場合は、Master'sONE CloudWAN® の契約が必要です。

Master'sONE®セキュアリモートアクセス高いセキュリティで社内・クラウド環境にリモート接続

まとめ

今回はテレワークに必要なツールについて説明しました。テレワーク環境を向上し、より効率的で円滑に業務を進めるため、今回紹介したようなツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※ICT Digital Columnに記載された情報は、リリース時点のものです。
商品・サービスの内容、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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