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リモートアクセスとVPNの違いとは?おすすめツールを紹介

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テレワーク環境の構築には自宅PCを利用する方法、テレワーク用PCを用意する方法などがありますが、やはり「オフィスにある自分のパソコンを利用したい」というニーズは多いはず。そこで比較的安価で簡単に導入できる「リモートアクセス」を紹介します。

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目次

リモートアクセスとは?
外出先や自宅でも社内に設置しているパソコンへ接続できる

「リモートアクセス」は広義には「遠隔地からネットワークやデバイスにアクセスすること」を指しますが、狭義には「外出先や自宅から社内に設置している自分のパソコンに接続すること」を指します。
こう書くと単純ですが、リモートアクセスについて調べたときにしばしば一緒に登場する「VPN」という用語や、よく似た響きの「リモートデスクトップ」という用語と混同しやすいことも確かです。ここで一度整理しておきましょう。

リモートアクセスとVPNの違い

「VPN」(Virtual Private Network)は、直訳すると「仮想専用線」です。その名のとおり通信回線自体を指します。VPN接続を使用することでリモートアクセスを安全に利用することが可能です。
「VPNはリモートアクセスにも使用できる通信回線」と覚えておきましょう。ちなみに、パソコンやモバイル端末から社内システムに接続するVPNを「リモートアクセスVPN」と呼ぶこともあります。

リモートアクセスとリモートデスクトップの違い

「リモートデスクトップ」は「リモートアクセス」の一種で、遠方(リモート)にあるパソコンの画面(デスクトップ)を手元のパソコンに表示して操作する仕組みです。
処理能力は接続先パソコンに依存するため、処理能力の低いパソコンからでも業務を実施できるという特長があります。
「リモートデスクトップはリモートアクセスの一形態」と覚えておきましょう。

リモートアクセスを使った接続方法

では、リモートアクセスを使用するためにはどのような環境が必要なのでしょうか。
接続には「RAS」と「VPN」が必要です。

RAS(VPN接続するために必要なサーバー)を利用する

社外からパソコンに接続するためには、まず窓口となる「RAS」(リモートアクセスサーバー)が必要です。近年では機器設置の必要がないクラウド型のRASも登場しています。
セキュリティ性能確保のため、アクセス履歴や操作記録をログとして記録できるものが良いでしょう。

VPN(セキュリティ対策がなされた通信環境)を利用する

次にアクセスに使用するVPN回線を準備します。具体的には、各自が使用するパソコンやタブレット端末などにVPN接続用のクライアントソフトをインストールしてアクセスします。
セキュリティ性能確保のため、2段階認証など強固な認証システムを備えたものが良いでしょう。

テレワークに必要なリモートアクセスツールをご紹介

NTTPCでは、遠隔地から社内システムに安全にアクセスする環境を簡単に構築できるサービスを用意しています。

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NTTPCの「Master'sONEモバイル セキュアリモートアクセス」は、中堅・中小企業のテレワーク導入を応援するサービスです。在宅勤務でも社内ネットワークに安全に接続する環境を提供します。クラウド型のサービスなので特別な機器の準備は必要なく、迅速にリモートアクセス環境を構築可能です。
また、ワンタイムパスワード認証やWebでIDをロックできる管理者機能など、高いセキュリティ機能、リスクマネジメント機能を備えています。

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ご自宅のインターネット環境から次世代VPN 「Master'sONE CloudWAN」経由で安心・安全に社内ファイルサーバーや業務アプリケーションにアクセスでき、社内と変わりないテレワーク環境を構築できます。
社内システム側、在宅勤務側ともに特別な設定工事は不要。
初期料金0円、1拠点につき20,900円(税込)/月から開始可能です(別途、Master'sONEモバイルセキュアリモートアクセスのご契約が必要です)。

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リモートアクセスサービスを導入・比較検討する際のポイント

テレワークの普及に伴い、さまざまなリモートアクセスサービスが登場しています。次にリモートアクセスサービスを選択する際のポイントについて説明します。

自社のニーズに合ったサービスか

ひとくちにリモートアクセスと言っても、いくつかのタイプがあります。前述の「リモートデスクトップ」を代表とする画像転送タイプのほか、ブラウザを使用するタイプ、Webアプリのみを操作可能なタイプなどがあります。
まずは自社のニーズに合ったサービスであるかを確認しましょう。

利用環境(OSや使用可能端末など)は適切か

現在はWindowsだけでなく、Android OSやiOSなど、さまざまなOSで動作する機器が業務用として活用されています。また、デスクトップパソコン全盛期とは異なり、ノートブックはもちろんのこと、タブレット端末やモバイル端末なども業務用として広く利用されています。
自社で利用している端末が使用可能かどうか、しっかりと確認しましょう。

セキュリティ対策は万全か

リモートワークは遠隔地から自社のネットワークへの接続を可能とするサービスですから、導入に伴い当然不正アクセスや情報漏えいなどのセキュリティリスクは上昇します。
2段階認証やワンタイムパスワードといった強固な認証システムを利用可能であるかどうかなどを確認しましょう。

ネットワークのスピートは安定しているか

リモートアクセスは使用中、常に通信を行うため、ネットワークのスピードはかなり重要な要素となります。
実際に使用してみたら実用に堪えなかった、操作にストレスを感じる、などの事態が発生しないよう、使用する回線の帯域保証などを確認しましょう。

まとめ

テレワーク環境の構築という視点から見ると、リモートアクセスは比較的安価で導入へのハードルが低いサービスと言えます。
早期に在宅勤務に対応する必要がある、テレワークを試験導入したい、などの場合には選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

※ICT Digital Columnに記載された情報は、リリース時点のものです。
商品・サービスの内容、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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