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【最新】法人向け!有料VPNのおすすめサービス

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VPNサービスには有料・無料のものがあり、またさまざまな方式があります。本稿では、それぞれのVPNサービスの特徴を説明するとともに、そうした中から自社に合ったサービスを選択する場合に考慮すべきポイント、そして具体的なサービスの例を紹介します。

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Master'sONE CloudWAN®初期料金0円で導入!通信速度・拡張性に優れたネットワーク

Master'sONE®ネットワーク IP-VPN高セキュリティでービス品質保証がついた閉域ネットワーク

InfoSphere®ダイナミックVPN障害に強く安定した稼働ができる法人向けインターネットVPN

Master'sONE®広域イーサネット自由なネットワーク設計が可能な基幹系WAN回線

目次

有料・無料VPNサービスの違い

リモートワーク実施時などに、社内ネットワークへの安全な接続手段として注目されているVPNサービス。ただしVPNサービスにはさまざまな種類があるため、実際に自社に最適なものを選択しようとすると迷ってしまう方も多いことでしょう。
そこで本稿ではVPNサービスの種類を解説するとともに、比較する際にポイントとなる点、さらに具体的なサービス例について説明します。
今後VPNサービスの導入をお考えの方、現在の接続環境にご不満をお持ちの方などのご参考になれば幸いです。

では、まずは有料サービスと無料サービスの違いについて押さえていきましょう。
VPNサービスには大きく分けて無料で利用できるもの、月額料金などを支払い有料で利用するものの2種類があります。
VPNサービスの提供にはサーバーの運営費用のほか、使用するソフトウェアの開発・更新などさまざまな経費がかかります。有料版ではこれらの経費を利用料で賄っていますが、一方、無料版では有料版の使用感を確認するために一定期間に限り試用可能としているもの、広告を表示させていることで利益を得るものなどがあります。そのためセキュリティ、通信環境に以下のような違いが生じます。

有料サービス 無料サービス
セキュリティ 「ノーログポリシー」を採用するなど、
一般的に高い
運営者により
ログの取得、通信内容の確認なども可能
通信環境 通信速度、通信の安定性など
一定の保証あり
使用するサービスにより異なる

まずはセキュリティ面。有料サービスでは、プライバシー保護の観点から利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどの通信に関する記録を残さないことを確約する「ノーログポリシー」を掲げるなど、高いセキュリティ性能を謳うものが多数登場しています。一方、無料サービスでは一部に通信の暗号化が不十分なもの、ユーザー情報の収集を目的としているものの存在が知られています。
また、通信環境での違いもあります。有料サービスでは通信速度、通信の安定性などを一定程度保証しているものが多い一方で、無料版では多くの場合それらの保証がなく、途中で通信が途切れたり、通信速度が遅かったりするケースもあります。また、有料サービスの試用版では通信量を制限しているものもあります。

VPNの種類・特徴

さらに、VPNにはさまざまな方式があります。以下にVPNの3方式それぞれの特徴を簡単に紹介します。また、VPNと比較されることの多い広域イーサネットおよび専用線のサービスについても紹介します。

インターネットVPN

インターネットVPNはインターネット網上に構築するVPNです。公衆網を使用するため安価ですがセキュリティ性能は比較的低く、また帯域保証がないため通信品質はお使いの環境に依存します。

エントリーVPN

エントリーVPNは個人ユーザーも使用することの多い通信事業者の閉域ブロードバンド回線を使用することで比較的高い安全性能と低価格とを実現したVPNです。ただし、インターネットVPN同様に帯域保証はありません。

IP-VPN

IP-VPNは通信事業者の閉域IP網を使用するVPNです。高いセキュリティ性能を確保でき、帯域保証があるため速度低下や遅延も少なく、快適に利用することができます。

広域イーサネット

広域イーサネットは、通信事業者のイーサネット網を使用したサービスです。設定は複雑なものの、VPNでは扱えない方式の通信も可能で重要なネットワークを構築できます。

専用線

VPNを「仮想専用線」と呼ぶことがありますが、仮想的ではなく物理的に拠点間を通信回線で結んだものが「専用線」です。通信の安定性やセキュリティ性能に優れますが、導入には高額な費用が必要となります。

VPNサービスを比較するときの4つのポイント

では、多様なVPNサービスのうち、自社に最適なものを選択する際にはどのような点に注目すれば良いのでしょうか。

セキュリティ性能

まずは自社で必要となるセキュリティ性能について検討します。個人情報の取り扱いの有無、機密情報の漏洩時の損害の多寡などを考慮し、公衆回線を使用したサービスにするか、閉域網を利用したサービスにするかを決定しましょう。

通信環境

通信環境も重要です。自社で必要とする通信速度、データ通信量などを考慮し、快適に業務を遂行できるサービスを選択しましょう。また、自社のファイルサーバーに外部からアクセスするには「固定IP」など関連サービスも備えているかも確認しましょう。

運用・管理コスト

VPNサービスはいったん導入すれば完了というものではなく、また通常は数年間にわたって使い続けることとなります。導入に当たってはユーザーの追加・変更など運用・管理のしやすさや万一のトラブル発生時の対応なども十分に考慮しましょう。

利用料金

自社の要件が決定したら、最後に予算に合わせて実際に導入するVPNサービスを決定します。時間の許す限り幅広いサービスを検討し、最適なものを選択しましょう。

通信速度の改善ならSD-WANがおすすめ

VPNの導入とともに導入を検討しておきたいサービスとして「SD-WAN」があります。
今までネットワークの構成や設定を変更する場合、現地に行きケーブル設置や機器の設定変更などを行う必要がありました。しかし、SD-WANであればWebブラウザや専用アプリケーションなどを使ってソフトウェア上で処理を完結することができます。
また、通信先や利用アプリケーションごとに通信経路や通信品質を設定することもできます。そのため、業務上重要な通信を優先することができ快適な通信環境を構築します。
さらにセキュリティの一元管理も可能となります。仮想化により、複数の物理的回線を使用している場合でも、WAN全体に同一のセキュリティポリシーを適用したり、通信状況をモニタリングしたりすることができるため、より強固なセキュリティを実現します。
特に大容量のデータを扱うアプリケーションを利用する場合や、テレワーク実施者の急増によってリモートアクセス用のインフラに支障が生じている企業にとって、SD-WANの導入はメリットの大きいものとなるでしょう。

Master'sONE CloudWAN®

SD-WANの導入を検討中なら、NTTPCの「Master'sONE CloudWAN」がおすすめです。
初期料金0円からはじめられ、シンプルな料金体系・低コストでの導入を実現しました。
既存のインターネット回線をそのまま利用するオーバーレイ型のサービスのため、新たにVPNや専用線を契約する必要がありません。そのため、中堅・中小企業でも、導入コストをほとんどかけず、スモールスタートで事業を立ち上げられます。
ネットワークの運用保守に不安がある場合は、有料のオンサイト保守(訪問保守)サービスも利用可能です。
24時間365日利用できるため、ネットワーク機器に異常が生じた場合や、急なネットワーク構成変更が必要になった場合でも安心です。

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法人向け!おすすめVPNサービスを紹介

では最後に、NTTPCが提供する法人向けVPNサービスを紹介しましょう。

IP-VPN:Master'sONE®ネットワーク IP-VPN

「Master'sONE®ネットワーク IP-VPN」は、閉域網を経由することで、"安全性"と公衆網の"低コスト"というメリットを兼ね備えた「エントリーVPN」です。従来のエントリーVPNでは、通信遅延や狭い帯域などパフォーマンス面での課題がありましたが、このIP-VPNでは、NTT東日本・NTT西日本のNGNのIPoEを利用し、低遅延・広帯域を実現。離れた拠点間やクラウド上のシステム・ファイルサーバーでも、社内サーバーと同じようにストレスフリーでアクセスできます。
「Master'sONE®ネットワーク IP-VPN」には網内ゲートウェイの冗長化やSLA(品質保証制度)などを備え高信頼なネットワークを実現した「セキュア・インターネットVPN-HighSpeed」と、ハイコストパフォーマンスなIP-VPNサービスを実現した「セキュア・インターネットVPN-Light」の2種類のサービスがあります。

Master'sONE®ネットワーク IP-VPN高セキュリティでービス品質保証がついた閉域ネットワーク

インターネットVPN:InfoSphere®ダイナミックVPN

「InfoSphere®ダイナミックVPN」は、従来のインターネットVPNの弱点を克服した先進的でコストパフォーマンスに優れたインターネットVPNサービスです。ルータにケーブルをつなぐだけで設定が一切不要なため、VPN技術者がいない企業でも容易に導入可能です。

InfoSphere®ダイナミックVPN障害に強く安定した稼働ができる法人向けインターネットVPN

広域イーサネット:Master'sONE®広域イーサネット

より高いセキュリティ、より自由なネットワーク設計をお望みの場合は、「Master'sONE®広域イーサネット」がおすすめです。プロトコルなどの制限を気にせずネットワークの構築が可能で、さらに低遅延・広帯域を実現。
回線だけでなく網内ゲートウェイも冗長構成とし、24時間365日のサポートを提供するなど、信頼性の面からも企業の基幹系WAN回線にふさわしいサービスと言えるでしょう。

Master'sONE®広域イーサネット自由なネットワーク設計が可能な基幹系WAN回線

まとめ

今回は各VPNサービスの特徴およびNTTPCが提供するVPNサービスについて説明しました。安全で快適なリモートワーク環境の構築に向け、この機会にVPNサービスの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

※ICT Digital Columnに記載された情報は、リリース時点のものです。
商品・サービスの内容、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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