CASE活動実績

おおいたAIテクノロジーセンター

大分県内企業(株式会社APC/株式会社兵殖)でのAI実証実験

  • おおいたAIテクノロジーセンターが主導し、大分県内企業2社(株式会社APC、株式会社兵殖)にて、 Innovation LABのGPU検証環境を用いたPoCを実施中。

株式会社APC

  • 特殊な敷地内を走行する大型車両のみを認識し、大型車両専用箇所を通行しているか判断するため、AIを用いた画像認識アルゴリズムを実証実験中。
  • Mask R-CNNを利用し、画像から特定物の輪郭を抽出するためにGPUを活用。
  • 教師データとアノテートされたデータから繰り返しトレーニングを行うため、高性能なGPUを必要としている。
  • 1回の学習に数千~数万枚の画像が必要となり、メモリが多いほど解像度の高い画像が読み込めるため、最新のGPUを活用することで検証の効率化を図ることができた。

株式会社兵殖

  • マグロやブリの出荷時に投入する氷の量を自動で測定する画像認識AIの実証実験中。
  • 季節や温度、魚のサイズによって必要な氷の量は変化する。
    現在は、熟練の職人のカンと経験に頼って氷の量を定めている。
  • AIを用いて均質化することで、安定した品質で出荷できるようにしたい。
  • 人材不足の解消のため、機械化・AI化を図ることで、生産ラインの効率化を推し進めていく。