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ご利用端末におけるネームサーバ(参照用)の設定変更についてのお願い

平素は弊社のネットワーク接続サービスをご利用いただきありがとうございます。
2006年04月以前に弊社が参照用のネームサーバ(DNS)として案内しておりました「ns1.sphere.ad.jp」および「ns2.sphere.ad.jp」を、ご利用の通信機器や端末(パソコンなど)に設定いただいているお客さまにおかれましては、下記の項目で案内します参照用のネームサーバに変更くださいますようお願いします。


                         記


このたび設定変更が必要になりますのは、次のネームサーバをご利用の通信機器や端末(パソコンなど)に参照用として設定いただいているお客さまとなります。

・202.239.113.18 (ns1.sphere.ad.jp)
・202.239.113.26 (ns2.sphere.ad.jp)

以上のネームサーバを設定されている通信機器や端末(パソコンなど)につきましては、以下の案内します参照用のネームサーバに変更くださいますようお願いします。


<<< 目次 >>>
1. 変更いただきたいネームサーバのIPアドレスについて
2. 変更を依頼させていただく背景について
3. パソコンでの設定変更の方法について
4. DNS設定を書き換えるマルウエア(DNS Changer)の感染について(補足事項)
5. お問い合わせについて


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1. 変更いただきたいネームサーバのIPアドレスについて
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2006年04月以前に弊社が参照用のネームサーバ(DNS)として案内しておりました「ns1.sphere.ad.jp」および「ns2.sphere.ad.jp」を、ご利用の通信機器や端末(パソコンなど)に設定いただいているお客さまにおかれましては、以下に案内しますネームサーバへ設定を変更くださいますようお願いします。

●東日本エリアでご利用のお客さま
・203.138.71.154 (プライマリDNS)
・210.150.255.66 (セカンダリDNS)
●西日本エリアでご利用のお客さま
・203.138.63.114 (プライマリDNS)
・203.138.63.122 (セカンダリDNS)

なおIP8やIP16など複数固定IPタイプで提供の「セカンダリDNSサービス」でご利用いただいております「ns2.sphere.ad.jp(202.239.113.26)」に変更はありません。
このたびの設定変更に関係はございません。


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2. 変更を依頼させていただく背景について
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弊社のネームサーバにおいても脆弱性を突いた巧妙な攻撃が増加傾向にあります。このような攻撃性のある通信を減少させることを目的に、このたび設定変更の対象としております「ns1.sphere.ad.jp」および「ns2.sphere.ad.jp」において、参照用のネームサーバ(フルサービスリゾルバ)としての機能を近日中に停止させていただくことを計画しております。

このことから「ns1.sphere.ad.jp」および「ns2.sphere.ad.jp」を参照用のネームサーバ(フルサービスリゾルバ)として設定されているお客様につきましては、このサーバの役割である名前解決が突然できなくなりウェブページの閲覧やメールの送受信などインターネットへの接続ができない事象が発生することになります。

このネームサーバを設定いただいているお客さまには大変お手数をおかけしますが、以上で案内させていただきました参照用のネームサーバ(DNS)に設定変更くださいますようお願いします。

なお「ns1.sphere.ad.jp」および「ns2.sphere.ad.jp」において、参照用のネームサーバ(フルサービスリゾルバ)としての機能を停止させていただく日程につきましては、決定次第に弊社から電子メールにて別途連絡させていただきます。


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3. パソコンでの設定変更の方法について
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パソコンにおける設定変更の方法を、以下のウェブページで案内しておりますのでご確認ください。

https://www.nttpc.co.jp/service/product/infosphere/support/guide/dnschange/

(補足事項)
ご利用の通信機器や端末(パソコンなど)でPPPoEを設定されている場合や、またDHCPの機能を有した通信機器(ルータなど)のLANに接続されている端末(パソコンなど)では、ネームサーバを自動で割り当てる(DNSサーバのアドレスを自動的に取得する)に設定いただくこともできます。
ただし通信機器(ルータなど)の仕様によっては、ネームサーバなどの設定を自動で割り当てするDHCPの機能が正常に動作しないこともあります。
詳しくはご利用いただいています通信機器のメーカなどにご確認ください。


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4. DNS設定を書き換えるマルウエア(DNS Changer)の感染について(補足事項)
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DNS Changerマルウエアは2007年から認識されていて、現在でも世界中に約35万台の端末(パソコンなど)が感染しているとされ、また日本国内でも相当数の端末(PC)が感染していると報告されています。
2011年11月に米国連邦捜査局(FBI)によって、マルウエア(DNS Changer)に感染した端末(PC)をコントロールするサーバ群が差し押さえられました。
このDNS Changerマルウエアに感染すると端末(PC)に設定されているDNS設定は書き換えられてしまい、その感染した端末(PC)において名前解決に使用されていた参照DNSサーバは、感染してしまった端末(PC)に対する暫定処置として通信を確保する目的で、米国連邦捜査局(FBI)によって正常な参照DNSサーバに置き換えられ継続運用されています。

ただし米国連邦捜査局(FBI)によって運用されている参照DNSサーバは、その運用が2012年07月09日に終了する見込みとなっており、運用が終了した時点以降はDNS Changerマルウエアに感染している端末(PC)で、ウェブサイトの閲覧やメールの送信などができなくなる可能性があります。

詳細につきましてはJPCERT/CCが公開されている以下の参考情報でご確認ください。

●DNS Changerマルウエア感染確認サイト公開のお知らせ
https://www.jpcert.or.jp/pr/2012/pr120002.html

●DNS設定を書き換えるマルウエア(DNS Changer)感染に関する注意喚起
http://www.jpcert.or.jp/at/2012/at120008.html


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5. お問い合わせについて
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●InfoSphereテクニカルサポートセンタ
・お問い合わせフォーム
 https://customer.nttpc.co.jp/cgi-bin/form/inquiry_index.cgi
・お電話でのお問い合わせ
 一般電話・携帯電話から : 0570-07-7778 (9:30~18:00 土日祝日・年末年始を除く)
 PHSから        : 03-6203-2628 (9:30~18:00 土日祝日・年末年始を除く)

2012.6.20

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