NTTPC Forum 2026 ご来場者アンケートから読み解く「AIとDXに対する関心領域の変化」

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NTTPCコミュニケーションズ株式会社(以下、NTTPC)は、2026年1月30日に「NTTPC Forum 2026」を開催しました。19の展示、5つのビジネスセッション、8つのミニセッションを通して433名のご来場者に最新の取り組みやサービスを体感していただきました。
本記事では、ご来場者にご記入いただいたアンケート結果をもとに、フォーラムの評価、AIとDXに対する関心領域の変化について考えていきます。

フォーラムの評価

アンケート結果をもとに、フォーラムの評価をまとめます。

(1)最新のAIとDXの事例や技術動向の分かりやすい紹介

AIとDXに関連するソリューション紹介や実演デモを通じ、「NTTPCの新しい取り組みと活動内容がよく理解できた」「普段触れない分野の最新動向を知れた」という声が多く寄せられました。「GPUクラウド/オンプレの違いなど大変勉強になった」などAIインフラへの言及も多く、営業やマーケティングの担当者にとっては提案力の強化につながる事例を得られる場となり、技術者にとってはAIインフラやモデル選定に関する実践的な情報を得られる場となりました。

(2)実機デモや寸劇などの工夫による理解促進

実機デモやストーリー仕立ての解説によって内容が理解しやすかったとの回答が多く寄せられました。とりわけ、Prime ConnectONEⓇ」のセッションでは寸劇を交えたユニークな解説が「非常に面白くわかりやすかった」と好評でした。また、展示ブースでも模型や実機を使ったリアルならではの立体的な展示や、担当者による丁寧な説明により、「イメージが湧いた」「具体的に理解が深まった」という声が相次ぎました。

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(3)社員との直接対話や交流機会の充実

多くのご来場者が「担当者から直接詳しい話を聞けた」「名刺交換や個別相談ができた」といった直接の対話や交流に言及しています。NTTPC社員による丁寧な対応や、質問しやすいアットホームな雰囲気が会場全体に感じられたことも高く評価されました。対面での情報交換を通じて「今後のビジネス展開の可能性を感じた」との声も寄せられています。

新たな気づき

ご来場者のうち、アンケートに回答いただいた方の74%が「自社業務の課題について新たな気づきを得た」と回答しています。特に営業・企画系のご来場者からは「技術面の知見を深められた」「AIインフラの重要性に気付いた」といった声が聞かれ、フォーラムがご来場者の視野を広げるきっかけとなったことがうかがえます。

図1. 課題に関する新たな気づき(n=94)
図1. 課題に関する新たな気づき(n=94)

AIとDXに関する関心領域

開催前のアンケートで「先進的な事例に関心がある」と回答されたご来場者(27名)のうち、65%(16名)は、開催後のアンケートで別の領域に関心があると回答しています[図3.ポイント①]。一定数のご来場者は、「AIとDXの先進的な事例」への漠然とした関心がフォーラムでの体験を通じてより明確になり「具体的なAIとDXのサービス・ソリューション」に関心が移ったと考えられます。
一方で、開催前のアンケートで「回線・ネットワークに関心がある」と回答されたご来場者(25名)のうち72%(18名)は、開催後のアンケートでも「回線・ネットワークに関心がある」と回答しています[図3.ポイント②]。回線・ネットワークに関心があるご来場者はフォーラムの前後で課題認識が一貫しています。課題が明確なため、フォーラムの様々なコンテンツを通してNTTPCの回線・ネットワークサービスについてより深いレベルまで体感していただいたと推察されます。

図2. フォーラム前後での関心のある領域に対する回答数の変化(n=92)
図2. フォーラム前後での関心のある領域に対する回答数の変化(n=92)

サービスやソリューションに対する具体的な要望や次のアクション

アンケートでは、フォーラムで紹介されたサービスやソリューションに関する具体的な要望も数多く寄せられました。特に多かったのは「より詳しい資料がほしい」「自社に導入できるか相談したい」といったニーズです。以下は主な要望項目です。

図3. 主な要望項目と要望数(n=94)
図3. 主な要望項目と要望数(n=94)
  • サービス資料・詳しい仕様の提供希望(54名):「詳しい仕様や今後のロードマップについて知りたい」という声が多数を占めました。新しいサービスに対する理解を深めるため、パンフレットや技術資料の要求が非常に多く寄せられています。
  • 社内・顧客への紹介(27名):「社内の別部署や自社のお客さまに紹介したいので情報がほしい」というご来場者もおり、社内展開や自社のお客さまへの提案に活用する目的で詳細情報を求めるケースも見られました。
  • デモ/トライアルの希望(8名):「実際に試してみたい」という要望も目立ち、ハンズオンやトライアル環境の提供を求める声が複数ありました。特にPrime ConnectONE®GPUプライベートクラウド™などで自社環境での適用可否を試したいという意向をうかがいました。
  • 個別相談の希望(5名):「自社の課題に合うか直接相談したい」という要望もあり、営業担当者との個別ミーティングやデモを通じた具体的な相談を希望する声が上がりました。

こうした要望から、ご来場者の多くがフォーラムを新たなビジネスの検討の場として位置づけており、イベント後の具体的なアクションに意欲的であることが分かります。実際に「自社内で導入可能か前向きに検討したい」「お客さまにも紹介したい」といったコメントが多く、フォーラムを契機に商談・共創につなげたいというニーズが高いことが浮き彫りになりました。

サービス

「Prime ConnectONE®」製品ページ

「GPUプライベートクラウド™ソリューション」製品ページ

まとめ~AIとDXに対する関心領域の変化~

ここまでの分析を通して、
  • 丁寧な対応や質問しやすいアットホームな雰囲気のなかで直接の対話や交流を通して、「AIとDXの先進的な事例」への漠然とした関心から「AIとDXのサービス・ソリューション」へ関心が移り、視野を広げるきっかけとなった
  •  提案力の強化につながる事例を得る、AIインフラやモデル選定に関する実践的な情報を得るといった新たなビジネスの検討の場となり、具体的なアクションにつながった
という変化が見えてきました。 フォーラムでの対話や交流を通して AIとDXに対する関心領域が変化し具体的なアクションにつながったこと をアンケート結果から読み取ることができました。

参考

本記事では以下の設問および自由記述の設問の回答を用いました。

問1:本イベントでご担当業務における課題に対する気づきはありましたか

  • あった
  • ややあった
  • どちらともいえない
  • あまりなかった
  • なかった

問2:本イベントで最も印象に残った展示に関するサービスについて現在の考えをお選びください

  • サービス資料がほしい
  • 自社内の別部署・お客さまに紹介してみたい
  • 詳しい仕様や今後の展望を聞いてみたい
  • トライアル利用してみたい・デモを見てみたい
  • 自社の条件に対応可能か相談してみたい

問3:現時点でAI活用の対象として最も関心の高い領域を1つお選びください

  • 回線・ネットワークインフラの課題解決や、将来を見据えた再設計の事例
  • 生成AIに関するモデル選定(LLM/SLMなど)と具体的な活用方法
  • 詳しい仕様や今後の展望を聞いてみたい
  • GPUなど AIインフラ・基盤の構成の考え方やコスト感
  • セキュリティ・ガバナンス・社内ルール(利用ポリシー)整備のポイント
  • 新規事業・新サービス創出につながる先進的なAI/DXの取り組み事例