
1秒間にどれだけのデータを送ったり受け取ったりできるかを表す単位。これを通信速度といって、インターネットへ接続するときも出てくる。数字が大きいほど、ホームページの表示も、電子メールの送受信も、ソフトのダウンロードも速い。
かつて、普通の電話回線(アナログ回線)でインターネットに接続するのが普通だったころ、通信速度はおおむねモデムの性能できまった。現在、パソコンに内蔵されているモデムは、ほとんどが 56000bps である。これを、56kbps とも書く。つまり1000=1k(キロ)で、km や kg と同じだ。
56kbps より速くしたい場合は、ISDNという電話回線を使った。ISDN だと、一般的な設定で64kbps、条件を合わせると128kbps までいった。その後、ADSLという技術が普及し、アナログ回線で数十Mbps という高速通信が可能になった。M(メガ)は100万という意味。
最近では、光ファイバーが普及して、家庭でも 100Mbps の通信速度が得られるようになっている。
このほか、LAN(コンピュータ・ネットワーク)に接続されたパソコンや機器との間も通信速度が決まっていて、やはり bps で表す。もちろん今は、Mbps という単位を使うのが一般的だ。
さて、bps はビット・パー・セカンド(bits per second)の略で、秒あたりのビット数ということ。日本語らしく書けば「ビット毎秒」となる。ビットは、コンピュータが扱うデータの最も基本的な単位。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修