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【SIP】

  • シップ

 SIP は、Session Initiation Protocol(セッション・イニシエーション・プロトコル)の略で、「シップ」と読むことが多い。日本語にすると「セッションを開始するプロトコル」という意味。

 ここでいうセッションは、インターネットを使った音声通話、映像の送受信、文字のチャットやファイル交換といったこと。おおむね、メッセンジャーやスカイプでできることだと思えばいい。

 これらの特徴は、自分と相手がリアルタイムで情報交換することだ。たとえばホームページのデータは、あらかじめウェブサーバーに蓄積されているものをブラウザーに呼び出すし、電子メールは相手がすぐ読むとは限らない。つまり、リアルタイムのやり取りではない。

 これに対して、ここでいうセッションは「今からお話しできますか?」「はい、できますよ」とか「テレビ電話でもいいですか?」とか「文字のチャットにしましょう」とか、そいう連絡があって、相手も了解して初めて通信が成立する。

 プロトコルは別のページで説明していように、通信に必要な細かな約束事。通信の内容によって、さまざまなプロトコルがある。SIPも、数あるプロトコルのひとつだ。

 というわけで SIP は、リアルタイムの情報交換を始めるために必要な技術的な約束事ということになる。

 なお一般に、SIP は IP電話で使う通信方式と思われているケースがある。確かに、IP電話で使われていることが多いのだけど、実際には上記のように、音声通話のほかにもさまざまな通信に使われている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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