【QoS】
- クオリティ・オブ・サービス
QoS は、Quality of Service の略で、日本語にすれば「サービスの品質」という普通の言葉。だから、どんなサービスにも当てはまりそうだけど、ITの世界で QoS というと、通信サービスの品質を指す。
たとえばインターネットは、どこか特定の企業や機関がサービスを提供しているわけではなく、いろいろな企業、団体、学校などが自主的に参加することで成り立っている。そのため、通信速度が安定しているところもあれば、不安定なところもある。
あるいは、企業や大学のLAN。最近では、ギガビット・イーサネットといって、通信速度が1Gbpsのものが増えている。一方、外部と接続する際は、光ファイバーでも 100Mbps まで。内部ネットワークの10分の1だ。
すると、内部から外部へデータを送るとき、ルーターの中にデータが滞留して遅れるし、最悪の場合は送り出さずに破棄されてしまう。これでは、業務に係わる重要なデータを送るには信頼性が足りないし、音声や映像など遅延が発生すると困るサービスにも使えない。
そこで、あらかじめ重要な通信のための帯域(データが通る通路のようなもの)を確保しておいて、遅れたり消えたりしないようにする帯域制御という技術がある。情報通信の世界では、これを QoS と呼ぶことが多い。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































