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【NFRM】

 携帯電話で買った動画コンテンツを、その電話機で再生できるだけでなくパソコンでも見られる技術。Near Field Right Management の略で、新しい権利認証技術のひとつ。

 携帯電話や、インターネットに接続されたパソコンで、音楽や映像を買うことが一般化している。しかし、ひとつ大きな問題がある。不正コピーを防ぐための DRM(デジタル著作権管理)の存在だ。

 たとえば、iPod に対応した音楽や映像をオンラインで購入した場合、それをウィンドウズ・メディア・プレーヤーで再生することはできない。携帯電話で購入したコンテンツをパソコンで楽しむなんてことも、もちろんできなかった。

 これは、著作権を守るために必要なことなんだけど、利用者には不便と思われても仕方ないだろう。この問題を、少し解決してくれるのが NFRM だ。

 NFRM に対応したコンテンツを携帯電話で買ってパソコンで楽しむには、電話機とパソコンの両方がフェリカという ICカード技術に対応している必要がある。電話機の方は、NTTドコモのおサイフケータイに対応した機種なら大丈夫。フェリカ対応のパソコンは多くないけど、外付けの読み取り機を付けることが可能だ。

 まず、携帯電話で NFRM に対応した映像を入手する。その映像は、そのまま電話機で見ることができる。と同時に、その映像を正規に購入したという権利データが電話機の中に記録される。

 その映像をパソコンで見るときは、電話機とパソコンのフェリカ読み取り部を近づける。すると、そのパソコンでフルデータの映像を入手して見ることができる。自分のパソコンだけでなく、権利データの入った携帯電話機さえ持っていれば、出先のパソコンや友人のパソコンでも同じ映像を見ることができる。

 これは、電話機の中に記録された権利データをフェリカ経由でパソコンに送るため。つまり、権利データが入った携帯電話を持っている=その映像を見る権利を購入した本人である、という認証を行っている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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