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【IP専用線】

  • アイピー専用線

 IP網と呼ばれる通信回線のネットワークを利用して、実質的に従来の専用回線と同等の機能を提供する通信サービス。

 従来の専用回線は、離れた拠点と拠点を常時つなぎっぱなしにするサービスで、実際にメタル回線(銅線の通信回線)などを使用していた。このサービスを利用していると、どれだけ電話をかけても、データを送受信しても定額で済む。ただし、かなり高額だった。

 現在は、一般に IP網と呼ばれる通信網が世界中を覆っている。これは、IP(インターネット・プロトコル)と呼ばれる通信方式で各種データや音声などを送受信するもので、その代表がインターネット。

 IP網は現在、多くの部分は光ファイバーが使われているものの、銅線の部分も残っているし、無線による接続も増えている。物理的にどんな回線を使っているかということより、通信方式が IP に統一されていることが重要だ。

 そして、専用線接続したい拠点と拠点に IP網に対応した PBX などを置いて、IP網を使って実質的な専用回線を構築したものを IP専用線といっている。

 なお、インターネットが一般に普及し始めたころは、従来の専用回線を使ってプロバイダー(ISP)に常時接続することを専用線IP接続といった。今でも「IP専用線」で検索すると、この「専用線IP接続」の説明が上位に出る。しかし、実質的に意味が逆転していることに注意したい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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