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【IPアドレス】

  • アイピーアドレス

 インターネットに接続されたコンピュータを識別するための数字。現在、IPv4 という方式から IPv6 という方式へ移行しつつある。

 IPv4 の場合、ピリオド(.)で4つに区切られた数字になっている。ウェブサイトを見ているとき気をつけていると、ブラウザーの URL 表示枠や一番下の部分に表示されることがある。

 インターネットに専用線接続されているコンピュータには、特定の IPアドレス(番号)が割り振られている。つまり、IPアドレスが固定されていて契約変更などがない限り変わらない。

 かつて、一般の電話回線(アナログ回線)や ISDN を使ってダイヤルアップ接続していたときは、接続のたびに自動的に一時的な IPアドレスが与えられていた。そのため、インターネット接続の IPアドレスの設定で困ったら、普通は「自動的に取得する」といった意味の項目を選んでおけば問題ない。

 現在、ルーターと ADSL あるいは光回線を使って常時接続している場合、そのルーターに一時的な IPアドレスが与えられている。そのため、ルーターが起動している間は IPアドレスが固定されているものの、再起動すると自動的に変わってしまう。

 以前は、インターネット接続の設定の中で、自分が契約しているプロバイダーのコンピュータの IPアドレスを入力することがあった。しかし最近は、そうした機会も減っている。もし入力する必要があったら、プロバイダーの資料から探して半角の数字で入力しよう。

 インターネットで使われているIPアドレスを、グローバルアドレスということもある。実は、LAN に接続されているパソコンにも IPアドレスが割り振られていて、こっちは普通、プライベートアドレスを使う。そして、プライベートアドレスが振られたパソコンからインターネットに接続するときは、ルーターが持っている NAT や IPマスカレードという機能を使ってグローバルアドレスに変換している。

 また、IPアドレスの中には、そのコンピュータが所属するネットワークを表すネットワークアドレスと、そのコンピュータ自身を識別するためのホストアドレスが含まれている。そして、これを分けるためにサブネットマスクというものが使われている。

 さて、これまで使われてきた IPv4 では、約43億のアドレスを管理することができた。一見、多いように思うかもしれないけど、現在の世界人口より少ない。しかも今や、インターネットに接続する機器はパソコンだけではない。そのため 2012年現在、地域によっては既にアドレスが不足して新規のアドレス取得が困難になっている。

 そこで IPv4 に代わって現在、IPv6 という新しいバージョンの普及が進められている。IPv6 なら、約43億×43億×43億×43億という、とんでもない数の機器にアドレスを割り振ることができる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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