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【Docker】

  • ドッカー

 1台のコンピュータの中で複数の基本ソフト(OS)を動かして、あたかも複数のコンピュータがあるかのように使うケースが増えている。その具体的な方法として、仮想化と呼ばれる技術がある。

 従来、仮想化というと、元になるコンピュータ(ハードウェア)と OS (ホストOS)の上に、特殊なソフトウェアで仮想的なハードウェアをつくり、そこに新たな OS(ゲストOS)をインストールするのが一般的だった。この方式をハードウェア仮想化といって、今も広く使われている。

 しかし、ハードウェア仮想化には動作や反応が遅いという弱点がある。そのため、ホストOS の上にコンテナと呼ばれる専用領域を作り、コンテナ内でゲストOS を動かす方式が出てきた。これをコンテナ型仮想化という。コンテナ型仮想化の場合、もともと起動しているホストOS を使うのでハードウェア仮想化より大幅に遅延が少ない。

 Docker(ドッカー)は、このコンテナ型仮想化を実現するための専用ソフトウェア。リナックス(Linux)に対応していて、コンテナ内の仮想コンピュータで動かす OS もリナックスに限られる。

 ただし従来の仮想化技術と組み合わせることで、マックOS X の上でドッカーを使ってリナックスを動かすことはできる。また今後は、ウィンドウズも対応していくとされている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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