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【DLLファイル】

 ウィンドウズパソコンでソフトを使っているとき、あるいはソフトを起動しようとしたとき「DLLファイルが見つかりません」といったメッセージが出ることがある。

 この意味を理解するには、まず現在のソフトは多くのファイルプログラム)の組合せとだいうことを理解してほしい。そして、いろいろなソフトが使う機能は、共有物として独立したファイルになっている。

 みんなが使うものは、個人個人が持っているより共有物にしておく方がいい。会社の資料や備品と同じことだ。ソフトの場合も、この方がハードディスクメモリーの節約になる。

 その共有ファイルの代表がDLLファイルで、最後に「.dll」という拡張子が付く。ちなみにDLLは、Dynamic Link Library(ダイナミック・リンク・ライブラリ)の略。

 ところが、その合理性ゆえにトラブルが起きることがある。特に多いのが、新しくソフトを追加したときとソフトを削除したとき。

 ソフトを追加した場合は、後からインストールしたソフトが、以前からあったDLLファイルを自分に都合がいいものに置き換えてしまう。そのため、以前から組み込まれていたソフトにとっては不都合なDLLファイルになってしまうことがある。

 ソフトを削除する場合は、誤って別のソフトも使っているDLLファイルまで削除してしまう。そのため、残ったソフトがDLLファイルを使おうとしても見つからなくて困ってしまう。

 こうした状況になったら、基本的には使いたいソフトを再インストールするのが、もっとも確実な解決方法といえる。ただし、それでは解決できないこともある。そんなときは、問題のソフトのメーカーが修正プログラムを配布しているはずなので、そのメーカーのホームページで探したりユーザーサポートに問い合わせてみよう。

 予防法としては、ソフトを削除する場合は、そのソフトのアンインストール機能や「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」(ウィンドウズXPでは「プログラムの追加と削除」)を利用して、むやみにファイルを「ごみ箱」に入れないこと。必要なファイルと不要なファイルの見極めは、パソコンの専門家でも難しい。迷ったら削除しないで残しておく方がいい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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