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【3GIO】

  • PCI Express
  • PCIエクスプレス
  • スリージーアイオー

 パソコン内部の部品や周辺機器を接続するための新しい規格。かつては、仮の名前で 3GIO(スリージーアイオー)と呼ばれていたけど、2002年4月に PCI Express という正式名称が発表された。

 パソコンの中には、CPU、メモリー、チップセット、ビデオチップ(グラフィックボード)、ハードディスクなど多くの部品が入っている。そして、これらの部品の間で頻繁にデータが行き来している。

 これらの部品の間をつないでいるデータの通り道をバスという。これまでパソコンの進化に伴って、いろいろなバスが使われてきた。そのため、種類が多くて面倒だとか、データを送る速さが違うとか、接続方法が違うとか、いろいろな問題が出てきた。

 特に今後、パソコンの処理速度をさらに上げるために、もっとシンプルで高速化に対応できるバスが求めらるようになった。そこで新しく開発されたのが PCI Express だ。

 仮称だった 3GIO は、3rd Generation I/O の略で「第3世代の I/O 」という意味。I/Oは Input / Output の略で、日本語では入力と出力。ここでは、データの出し入れをする場所や方式だと思ってほしい。

 第3世代というのは、ISAバス、PCIバスに次ぐ3番目という意味。ISAバスと PCIバスも、パソコンの中に拡張ボードを取り付けるために広く使われてきた規格だ。PCI Express は、PCIバスの後継になる。ただし実際には、PCIバスより広い範囲で使われる見込み。

 ISAバスも PCIバスも、内蔵ハードディスクやCD-ROMドライブを接続するためのIDE(E-IDE)も、複数の導線を使って同時にデータを送受信している。この方式をパラレルという。パラレルは「平行」という意味。パラレル方式だと、一度にたくさんのデータを送受信できるけど、タイミングを合わせてデータを送り出さないといけない。そのため、送り出す速度(回数)を上げるのが難しい。

 一方、PCI Express はシリアルといって一本の導線でどんどんデータを送る方式になる。シリアルは「連続的な」といった意味。また、送信用と受信用の導線をワンセットにして、それを何組も使うことでさらに高速化できるようになっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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