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【電子出版】

 従来、出版というと本や雑誌を作って販売することだった。少し広げて解釈すると、新聞や広報誌などを含めることができるかもしれない。いずれにしても、紙に印刷して情報を流通させるのが出版だった。

 こうした情報(コンテンツ)をデジタル化して、紙以外の媒体(メディア)を使って読者に届けるのが電子出版といえる。とはいえ、まだまだいろいろな可能性がある分野なので、一概に定義するのは難しい。

 具体的には、まず CD-ROM などのメディアにコンテンツを記録して販売する方式があった。現在は、インターネットなどのネットワーク経由でコンテンツを入手する方式が一般化している。

 従来の紙ベースの出版では、コンテンツは文字と画像(イラストや写真)に限られていた。しかし電子出版になることで、音声や映像(動画)と融合させることができるようになった。逆に、映像に文字による説明を加えて電子出版物にするといったことも可能だ。さらにゲームのように、インタラクティブ性のあるコンテンツの出版も考えられる。

 なお、電子出版の中でも、従来の紙ベースの書籍に近いコンテンツをタブレット端末などを使って読む方式を、電子書籍ということが多い。

 ちなみに 1990年代から、印刷物の制作作業(主にデザイン)にコンピュータ(パソコン)を使う DTP が普及してきた。これも出版のデジタル化といえる。しかし従来の DTP は、最終的に紙に印刷することを目的としているので電子出版とは分けて考えるのが一般的だ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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