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【リーン・スタートアップ】

 新事業を効率よく成長させて、成功率を高める手法。あるいは、そうした手法を活用したビジネスモデル。たくさんの IT企業が生まれた、アメリカのシリコンバレーが発祥といわれている。

 リーン(lean)は本来、「収穫が少ない」とか「土地がやせた」といった意味。しかし、この場合は「無駄が少ない」=「効率がいい」といったイメージ。

 スタートアップは、新事業などを立ち上げること。企業内の新規事業開発でも、ベンチャー企業を設立して起業する場合にも使う言葉。実際、創業まもない会社をスタートアップ企業といったりする。

 社内ベンチャーでも独立したベンチャー企業でも、新しい商品やサービスを提供するには、かなりの時間・費用・労力を要する。しかし、その製品やサービスが本当に世の中に必要とされて、たくさんの人が喜んで使ってくれるかどうか、市場に出してみないと分からない。

 もし、莫大な時間と費用をかけて開発した商品やサービスが世の中のニーズ(需要)に合っていなかったらどうなるだろう?

 こうしたリスクを避けるために、新商品や新サービスのアイデアがあったら、まず必要最低限の機能をもった商品・サービスを作り、すぐに顧客に提供してみる。そして、顧客の意見を聞いて(フィードバックして)改善したり、方向転換したりする。ときには、開発を中止することもあるだろう。

 こうしたやり方を、リーン・スタートアップという。これによって、成功率を高めると同時に、失敗した際の損失を抑えることができる。あるいは、小さな失敗を積み重ね、その都度改善していくことで、最も市場のニーズにあった商品・サービスを生み出す方法ともいえる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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