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【ソフトウェア・デファインド・データセンター】

  • SDDC

 ソフトウェア・デファインド・データセンター(Software Defined Datacenter)を略して、SDDCと表記することが多い。デファイン(Define) は「定義する」という意味で、ソフトウェア・デファインド・データセンターは「ソフトウェアで定義されたデータセンター」といった意味。

 ITの普及と利用拡大に伴って、必要とされる記憶装置の容量がどんどん増えてきた。そのため各企業内のストレージ容量が増えるだけでなく、インターネットに接続された多様なストレージ(記憶装置)やネットワークサービスの利用も増えている。

 データセンターも、こうしたサービスのひとつで、記憶容量の大きなサーバーやストレージを厳重に管理して、必要な企業などに貸し出している。また、こうした設備もデータセンターと呼ばれる。

 一方で、サーバーやストレージの数が爆発的に増えて、それらと利用者を繋ぐネットワーク(通信回線)も複雑化している。同時に、サーバーの使用状況やストレージの空き容量が一定でない、ネットワークの組み換えが容易でないといった問題が発生してきた。

 そのため近年、ストレージやネットワークを専用のソフトウェアで管理して、複数のストレージをひとつの記憶装置として定義したり、物理的なネットワークをソフトウェアで統合したり分割して利用できる技術やサービスが実用化してきた。

 そして、複数の記憶装置をソフトウェアで定義し直して利用効率を上げることをSDS(ソフトウェア・デファインド・ストレージ)という。ネットワークをソフトウェアで定義して利便性を高めることをSDN(ソフトウェア・デファインド・ネットワーク)という。

 SDDC(ソフトウェア・デファインド・データセンター)は、こうした技術を統合して、データセンターの機能やサービス自体をソフトウェアで再構築して効率的に利用していく、あるいは提供していくもの。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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