【開放絞り値】
- 開放F値
カメラのレンズの明るさを表す数値。フィルムカメラでもデジタルカメラでも同じように使われる言葉。
レンズの中には絞りという機構があって、開放F値(開放絞り値)というのは、この絞りを最も開いたときの明るさを表している。
カメラのカタログや紹介記事を見ると、レンズの焦点距離に続いて、F○○という数字が書いてある。たとえば、35mm F2.8 といった感じ。この、F に続く数字が開放F値を表してる。
垂直の壁に、細くて長い筒と、太くて短い筒を押し当てた状態を想像してほしい。当然、細くて長い方は中が暗く、太くて短い方は中が明るい。壁をフィルム(あるいはCCD)に、筒をレンズに置き換えると、太くて短いレンズの方が明るいことが分かる。つまり、フィルムまたはCCDにたくさんの光が届く。
レンズが明るいと、それだけシャッタースピードを速くできる。そのため手ブレが起きにくくなる。また、背景を大きくボカした柔らかい雰囲気の写真を撮ることができる。
レンズは、開放F値の数字が小さいほど明るく、数字が大きいほど暗い。一般的には、F2.8 から F4 くらいのカメラが多く、これより数字が小さいとかなり明るい。数字が大きいと、だいぶ暗い。
ズームレンズの場合は、広角にしたときと望遠にしたときで開放F値が変わることが多い。たとえば、35-105mm F3.5-5.6 といった感じで表記されている。この場合、広角の35mm のときは開放F値が F3.5 で、望遠の 105mm にしたときは F5.6 になるという意味。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































