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【望遠】

  • 単焦点
  • 広角
  • 焦点距離

 どれも、パソコン用語ではなくカメラ用語。しかし、デジタルカメラでも登場する言葉だ。

 凸レンズに入った光は一点に集まる。子供のころ、虫眼鏡で太陽の光を集めて黒い紙を焦がした人も多いと思う。で、このレンズから光の集まる点までの長さを焦点距離という。

 ただし、普通のカメラは複数のレンズを組み合わせているので本当はもう少し複雑なことになっている。それに、単に光を一点に集めるのではなく、レンズを通った光が上下左右逆転した像になって、それをフィルムに(デジタルカメラはCCDなどで)写し取っている。

 しかし、ま、こうした仕組みを理解しなくても、気軽に写真を撮るぶんには支障はないと思う。とはいえ、広角と望遠くらいは知っておきたい。

 広角と呼ばれるレンズは焦点距離が短い。そして、広い範囲を写すことができる。一方、望遠レンズは焦点距離が長い。そして、写る範囲が狭い。その代わり、遠くのものが大きく写る。

 今は、広角から望遠までズームできるカメラが多いから感覚的に分かっている人が多いと思う。だけど実は、ズームというのは焦点距離を変えているんだ(光学ズームを参照)。ズーム機能がない、つまり焦点距離を変えられないカメラやレンズは単焦点(たんしょうてん)という。

 広角でも望遠でも、ズームでも短焦点でも、焦点距離はミリ(mm)で表す。で、一般に標準レンズといわれるのが50mm前後。あるいは、35mmから80mmくらいまで変化するレンズを標準ズームと呼んでいる。そして、これより数字が小さいと広角、数字が大きいと望遠になる。

 ただし、これは35mmフィルムを使うカメラの場合。この場合の35mmは、焦点距離ではなくフィルム自体が35mm幅という意味。ごく普通に売っているカラーフィルムがこのサイズだ。

 で、デジタルカメラに使われているCCDやCMOSセンサーは、35mmフィルムの1コマ(24×36ミリ)より小さい。光を受ける面のサイズが変わると、レンズの焦点距離が同じでも写る範囲が変わる。そのため、実際の焦点距離を表示しても、それが広角なのか望遠なのか分かりにくい。そこで、35mmカメラ換算の焦点距離を併記するのが一般的だ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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