用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【最適化】

  • チューニング
  • チューン
  • パフォチュー
  • パフォーマンスチューニング

 まず、ハードディスクの中の断片化したファイルを最適化する機能についてはデフラグのページを見てほしい。

 ここで説明している最適化やチューニングは、コンピュータ・システムなどの性能が良くなるように調整すること。チューニング(tuning)は、チューン(tune)という単語に ing を付けたもの。チューンには「調子を合わせる」とか「調和させる」といった意味がある。

 これらの言葉がパソコンに関して使われるケースは少ない。自作パソコンを作っていると出てくることもあるけど、市販パソコンを使っている人が意識する機会は少ないだろう。市販パソコンは、設計段階で適切な性能が出るように考えられている。

 一方、企業などの情報システムを開発している人にとって、システムのチューニングは重要な仕事のひとつだ。どんなハードウェアを使うか、どんなソフトウェアを使うか、どんなふうにデータを保存したり呼び出したりするか、扱うデータの量や種類によって最適な組み合わせを考える。これによって、システム全体の性能(反応速度など)が変わってくる。これを、パフォーマンスという。

 また、おおむね開発が終わった後で、よりパフォーマンスが出るようにさまざまな調整を行うことが多い。そのため、これをパフォーマンスチューニングと呼ぶことがある。会話では「パフォチュー」と略すこともあるようだ。しかし、相手が困惑しかねないので、あまり使わない方がいいだろう。日本語では「最適化」ということが多い。

 コンピュータ・システムのパフォーマンスを上げるには、より高速なCPU を使う、CPU の数を増やす、メモリーの容量を増やす、高速で読み書きできるハードディスクを使うといった方法がある。これらはハードウェアによる対応になる。

 情報システムの場合、業務用の高性能なデータベースソフトを使う、データの保存方法を工夫する、データを呼び出したり書き込んだりする手順を工夫する、そうした手順を指定するプログラム言語を変える、といった方法がある。これらは、ソフトウェアやデータ処理方法による対応になる。

さの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top