【情報システム】
- システム
システム(system)は本来、いろいろな部品や要素で構成されながら、それらがまとまって機能するモノやコトを表す言葉。辞書を引くと、社会の「体制」や「制度」、学問の「体系」といった意味もある。
コンピュータや情報通信の世界では、このシステムという言葉がやたらに使われている。たとえばコンピュータも、正確にはコンピュータ・システムだし、パソコンはパーソナル・コンピュータ・システムだ。
また、いわゆる基本ソフトも英語ではオペレーティング・システムという。そして、パソコンの世界で「システム」というと、オペレーティング・システム自体や、その機能を指すことが多い。
ただし、コンピュータ業界で「システム」というと、もう少し大がかりなものを指すのが一般的だ。たとえば、大型コンピュータやLANで接続されたネットワーク全体のこと。あるいは、構内電話や通信回線を含めた通信設備を通信システムと呼ぶこともある。
大型コンピュータは従来、社内の情報を管理するために使われてきた。現在普及しているLANなどのネットワークも、主に情報交換や情報共有といった目的で使われている。そのため、これらを情報システムと呼ぶことが多い。
で、システム管理者、システムエンジニア、システムインテグレータ、あるいはシステムダウンといった場合のシステムは、いずれも情報システムを指す。ただし最近は、通信システムとの融合も進んでいるので、両方を兼ねているケースもある。
「スーパー」(super)といえば本来は「超」といった意味だけど、日常の会話では、たいていスーパーマーケットを指す。「携帯」といえば本来は身に付けて持ち歩くことだけど、今では携帯電話の略になっている。
「システム」も本来は広い意味を持つ言葉だけど、コンピュータや情報通信の世界では「情報を蓄積したり管理するためのコンピュータ・システム」や「情報を送受信するための通信システム」といった意味で使われることが多い。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































