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【光インターコネクト】

 IT機器同士の接続や、IT機器内部のデータ通信に光回線(光配線)を使うこと。その技術。

 現在、長距離のデータ通信には光ファイバーが普及している。一方、同じ施設内に設置された IT機器同士や、コンピュータをはじめとする IT機器の内部、さらにそれらを構成している基板上のデータ通信には、ほとんど銅線が使われている。

 しかし、送受信するデータ量がどんどん増えて、要求される通信速度が上がり、銅線による電気通信では限界が見えてきている。そこで、前述のような短距離のデータ通信にも光通信を使おうというのが光インターコネクトだ。

 具体的には、装置間やボード間の光通信、ボード内の光配線に分類される。

 装置間というのは、同じ場所に設置された機器同士を光通信でつなぐこと。たとえば、コンピュータルームの中のサーバーや通信機器を連結するといったケースだ。ボード間というのは、たとえばパソコンなら内部にマザーボードや拡張ボードが入っている。こうした基板同士の接続に光通信を使う。ボード内というのは、それぞれの基板上に載っている半導体部品(LSIなど)を光配線でつなぐこと。

 光インターコネクトを実現することで通信速度が上がるばかりでなく、電気的なノイズの影響なども受けにくくなって通信品質が良くなる。一方、技術的なハードルが高いことやコスト面の問題もあって、実用化はまだ限定的な段階にある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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