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【モバイルコンテンツ審査・運用監視機構】

  • EMA

 正式な名称は、有限責任中間法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構で、英語表記は Content Evaluation and Monitoring Association 。これを略して、EMA(イーエムエイ)と呼ぶことが多い。

 日本は、インターネットの利用率が高い。しかし、そのうちかなりの割合を携帯電話からの利用が占めている。つまり、パソコンでインターネットにアクセスしなくても、携帯電話で iモードなどのサービスを使っていればインターネットの利用者とされている。

 さらに、携帯電話からのインターネット利用者は、高校生や大学生など若い世代が中心だといわれる。そして、プロフなど、こうした年代がメインのサービスも生まれている。

 携帯電話でインターネットを利用すること自体は悪くない。しかし、携帯電話向けのサービス(モバイルコンテンツ)の中に、青少年に有害なサイトやサービスがあるのは問題だ。あるいは、大人向けのサービスを未成年者が自由に利用できるのも望ましくない。

 そのため今は、携帯電話にフィルタリングサービスが設定されていて、18歳未満の人は未成年者には不適切と思われるサイトにアクセスできない。この機能は、親権者の承諾がないと解除できないようになっている。

 しかし、特定のジャンルや言葉を一律に規制すると、有害でないサイトにもアクセスできなくなる弊害が発生する。たとえば「自殺」という言葉が含まれたサイトを一律に拒否すると、「自殺予防」について解説したサイトも見られなくなってしまう。

 こうした問題に対処するため、2008年4月に発足した第三者機関が EMA である。EMA は、モバイルコンテンツの健全な発展、青少年の利用に配慮したモバイルサイトの審査や認定、フィルタリングの検討などを行っている。

 一方で、あらゆる情報にアクセスできるインターネットの良さや、優良な情報を自分で見極める能力の育成も大切だ。そのため EMA は、ICTリテラシー(情報リテラシー)の啓発・教育活動も行っている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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