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【マージ】

 これは英単語の merge で、「合併する」とか「融合する」といった意味。

 企業の合併買収のことを M&A という。これは、merger and acquisition の略。merger(マージャー)は merge の名詞形で「合併」という意味。 acquisition(アクイジション)は「獲得」とか「取得」といった意味で、この場合は「買収」にあたる。

 IT の世界では主に技術者が「マージする」とか「マージして」といった言い方をする。代表的な例を 2つ紹介しておこう。

 大きなプログラムを作るときは、複数のプログラマーが手分けして作業することが多い。普通、開発中のプログラムはサーバーなどに保存されている。そしてプログラマーは、それを自分のパソコンやワークステーションに引き出して作業する。

 で、一日の作業が終わってサーバーに戻すとき、そのまま上書き保存すると、最後に保存した人のプログラムに置き換わってしまい、先に保存した人の作業分が消えてしまう。そこで、各人が作業した分がすべて反映された状態のプログラムにまとめる必要がある。この作業、あるいは操作をマージという。

 次は、ハードウェアのケース。これまで、企業が扱うデータ量は急激に増えてきた。そのため、ハードディスクの増設に迫られる機会が多かった。今は、複数のハードディスクを 1つのハードディスクに見なす技術もある。こうした技術を導入するとき、これまで別々のハードディスクに保存されていたデータをまとめる必要がある。これも、ハードディスクのマージという。

 おそらく IT業界では、ほかにもいろいろな場面で「マージする」という表現が使われると思う。たとえば、2つの部署を 1つにまとめる場合も、マージといえるんじゃないだろうか。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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