【ビットマップ画像】
パソコンの画面は、小さな光の点で表現されている。たとえば解像度が 1024×768 ドットなら、横に1024個の、縦に768個の点が並んでいるという意味だ。
そして、各点に対して、どの点は何色、どの点は何色と記録することによって描かれている絵をビットマップ画像という。高校野球などの応援で行われる人文字をイメージするといい。応援席にいる人が持つ色のパネルが、パソコン画面のドットに相当する。
といっても、パソコンで絵(ビットマップ画像)を描くときはマウスやタブレットで自由に線を引けばいい。面を塗りつぶすのも簡単だ。パソコンの内部では各点の色が記録されているというだけで、人間が何行目の何番の点は何色といった具合に指定する必要はない。
ウィンドウズに標準で付いている「ペイント」というソフトで絵を描いて、そのまま保存すると、それがビットマップ画像になる。グラフィックソフトの中でも、最も簡単なものといえる。ただしビットマップ画像は、拡大したり印刷したりすると斜線や曲線の部分にギザギザが目立つのが難点だ。
一方、図形などの輪郭線を記録しておいて、拡大しても印刷してもギザギザの出ない方式もある。これを、ベクトル画像と呼ぶ。
画面表示や印刷に使う文字にも、ギザギザの目立つものと出ないものがある。そして、ギザギザの出る方をビットマップ・フォントと呼ぶ。やはり点を塗りつぶして作った書体だ。一方、ギザギザが出ない文字はアウトライン・フォントと呼ばれる。こっちは文字の輪郭線が記録されていて、ベクトル画像と同じ方式になる。
以上、とりあえず絵の場合で説明したけど、写真をビットマップ画像として保存することもできる。ただし、いずれにしてもビットマップ画像にはデータ容量が大きくなるという欠点がある。
なお、ビットマップ画像のファイル形式をBMPといって、ファイル名のあとに「.bmp」という拡張子が付く。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































