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【バーチャル・プライベート・サーバー】

  • VPS

 インターネットで公開するデータを保存したり、社内文書などを保管するには、サーバーと呼ばれる共用コンピュータを使うのが一般的だ。当初は、社内や構内にサーバーを置くのが普通だったけど、最近はレンタルサーバーや データセンター を利用して、社外にデータを保管しておくことが多い。

 レンタルサーバーは、その名のとおりインターネットに接続されたサーバーを月単位などで貸すサービス。そしてレンタルサーバーには、ひとつの会社にひとつのコンピュータを貸す専用サーバーと、ひとつのコンピュータを複数の会社で使う共有サーバーがある。

 当然、共有サーバーの方が安い。もちろん共有サーバーでも、他社にデータを見られたり、他社のデータが見えてしまうようなことはない。ただし、サーバー全体に影響するようなソフトを追加したり設定変更するようなときは、利用者が直接操作できないといった制約がある。

 そこで、特殊なソフトを使って1台のサーバーの中に複数の仮想的なサーバーを作る技術が開発された。そして、その仮想的なサーバーをお客さんに貸し出す。こうしたサービスを VPS と呼んでいる。あるいは、こうした技術を実現するソフトを VPS ということもある。VPS は、Virtual Private Server の略。

 VPS のサーバーの中では、従来は管理者権限がないとできなかった重要な操作も可能だ。もちろん、1台のサーバーを分割して使うので費用は安い。しかも、専用サーバー並みの使い勝手の良さが評価されて、利用者数を伸ばしている。ひとつの企業が、複数の VPS を借りて目的別に使い分けるといったケースもある。

 ただし、1台のコンピュータを分割してい使っているという事実は動かせない。そのため、一部の仮想サーバーにトラブルがあっても、他への影響を考えて気軽に再起動できないとか、インターネット回線が共用なので通信量の多いサービスには使いにくいといった制約もある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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