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【ネチケット】

 ネット上のエチケットという意味の造語。ネットというのは、インターネットや社内ネットワーク(LAN)のようなコンピュータ・ネットワーク全般のこと。こうしたネットワークを利用する上で守るべきエチケットを、かつて一般に「ネチケット」と呼んでいた。

 基本的には、相手に不愉快な思いをさせないよう気をつければいい。しかし、つい無意識のうちにネチケットに違反してしまうこともあった。

 よくあるのが、文章でニュアンスが伝わりにくいために起こる行き違い。仲のいい友達に、会話の中で笑いながら「変なヤツ」といっても、たぶん相手は本気で怒らない。ところが、ネット上で顔も見たことない人に、電子メールや SNS などで「変なヤツ」などと書くと、相手は全人格を否定されたような気がして激怒してしまう、といったことがある。

 電子メールの返事を書くとき、相手のメールを引用するのはいいけど、全文を引用して「そうですね」といった短いコメントを付けるだけ、というのも以前はあまりいいとされていなかった。すでに書かれていることを繰り返し読むことになるし、ネットワーク上を行き来するデータ量がムダに増えてしまうという理由だった。

 ムダなデータといえば、電子メールや発言のあとに署名をつけるのはいいけど、やたらと長い(何行も使っている)のもあまり好ましくない。

 また、長い文章をベタ~ッと書いてあるのも読みにくい。この解説文のように適当に改行や1行空きを入れて、画面上で読みやすい文章を心がけたい。

 仕事の連絡では、ひとつの事項につき1メールというのも大切なルール。つまり、ひとつの電子メールにたくさんの用件を書かない。受け取った相手が用件別に電子メールを整理できないし、返信メールの内容も混乱してしまう。

 添付ファイルを必要以上に多用しない、といった注意事項もある。これはエチケットというより技術的な理由が大きい。たとえば、たくさんの人に大きなファイルを付けて電子メールを送ると、メールサーバーに大きな負担がかかる。特に社内LAN では気をつかいたい。

 こうしたネチケットは、技術の進歩や時代の変化とともに意味がなくなるものもある。一方、人と人とのコミュニケーションである以上、普遍的な部分もある。マナーや常識に対する感度を上げておく心がけを失わないようにしたい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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