【トレーサビリティ】
トレーサビリティ(Traceability)はもともと、計測器具の精度を保証するための用語だった。しかし最近では、食品のトレーサビリティの方が有名になっている。
食品のトレーサビリティは、その食品が、いつどのように作られ、どのように流通したかを消費者が確認できるしくみ。
具体的には、食品のパッケージに10桁の数字が表示されている。その番号をインターネットで調べると、生産や流通の経過がわかるようになっている。野菜なら、どんな農薬を何回使ったか、牛肉ならどんな飼育方法をしていたかといったことも書いてある。
このようなことが可能になったのは、生産者が出荷の段階で必要な情報をデータベースに記録しているため。それと引き替えに、10桁の数字が発行される。
食品のトレーサビリティが、消費者に与える安心感は大きい。また、商品に問題があった場合は、流通経路などを素早く確認できる。しかし、トレーサビリティの実行には手間がかかる。そのため今のところ、野菜や牛肉など一部の商品に限られている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































