
パソコンの中には、マザーボードというメインの基板が入っている。チップセットは、マザーボードの性能や特性を左右する重要な部品。
といっても、普通にパソコンを使っている人が気にする必要はない。一方、自作パソコンを作ったり、パソコンの部品を付け替えて楽しんでいる人には気になるパーツのひとつだ。
本来、チップセットは、何個か集まって機能する半導体チップ(LSI など)という意味。つまり、「セット」になっている半導体「チップ」だ。
しかしパソコンの世界でチップセットといえば、普通はマザーボードに載っている特定の部品のこと。この場合、2〜3個の半導体チップの組み合わせになっていることが多い。そして、そのほとんどがサウスブリッジとノースブリッジに分かれている。
で、どんな役割をしているかというと、パソコン内の情報の交通整理をしていると考えるといい。
パソコンの中では、CPU、メモリー、ハードディスク、CD-ROMドライブ、拡張ボードなどの間を、頻繁にデータが行き来している。これらのデータをコントロールするのがチップセットの仕事だ。
そしてチップセットの性能によって、そのパソコンでどんな部品が使えるか決まる。たとえば最新のメモリー(DIMMなど)を付けようと思っても、チップセットが対応していないと使えない。だから、ある意味、チップセットはパソコンの陰の支配者といえるかもしれない。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修