用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【スマート】

  • S.M.A.R.T.

 S.M.A.R.T.(スマート)は、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology の略で、ハードディスクを自己診断して、早めにトラブルを予測する機能。現在は、多くのハードディスクが内蔵している。

 コンピュータのソフトやデータを保存する装置として、古くは磁気テープやフロッピーディスク、最近は DVD などの光学メディアやフラッシュメモリーを使ったメモリーカードなどが普及している。

 しかし、圧倒的に多いのは今もハードディスク(HDD)である。パソコンに内蔵のハードディスクはもちろん、企業に置かれているサーバー、さらにデータセンターのストレージに至るまで、基本的にデータはハードディスクの中にあると考えていい。

 しかしハードディスクは、磁気を帯びた円盤を回転させて情報を記録するため、常に故障のリスクがある。非常に繊細な装置なので、大きな衝撃を与えてディスクにキズが付くと、それだけでデータが全滅することもある。ハードディスクは消耗品、いつ壊れるか分からないという前提で使うことが肝要だ。

 しかし、ただ壊れるのを待つのも芸がない。ハードディスクは壊れる前にいろいろな兆候を示すことも多い。そうした事態に備えて、ハードディスクに内蔵されている自己診断機能が S.M.A.R.T.である。

 具体的な監視項目はメーカーによって異なるものの、主要なのもとしては、ディスクからデータを読み出すときのエラー発生率、データにアクセスするまでの時間、温度、通電されていた時間の累計などを常にチェックしている。

 そして、それらの数値が急激に上がったら要注意。近々にも故障する可能性が高いので、早急にデータを別のディスクに移して、ディスク自体を交換する必要がある。

すの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top