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【オブジェクト指向】

 プログラムを効率的に作成するための手法。

 コンピュータのプログラム(アプリケーションソフト)は、パソコンにプレインストールされているものや、パソコン店で市販されているものだけではない。他に、さまざまの企業の業務にあわせて独自に開発されたものがたくさんある。これらのプログラムも含めて、いかに作業効率を上げて開発期間を短くしたりコストを抑えるか、ソフト制作者にとって大きな課題だ。

 従来の考え方だと、こういう場合はこうして、ああいう場合はああして、と操作の手順や作業の流れを重視してプログラムを構築するのが一般的だった。しかし、この方法だと大きなプログラムを組むとき時間がかかるし、作業を分割しにくい。また、あとで再利用もしにくい。

 そこで考えられたのが、コンピュータシステムの中にある機器や、取り扱うデータ、操作などを個々の部品とみなす方法。たとえば、販売管理プログラムを作るときは、商品データや顧客データ、受発注の機能などをそれぞれひとつの部品と考える。

 そしてまず、それらを制御するプログラムを作る。次に、そうしてバラバラに開発されたプログラムを組み合わせて全体のプログラムにまとめる。こうすれば効率がいいし、あとで各プログラムの再利用も可能だ。

 このように、機器やデータを独立した物体(オブジェクト)とみなすため、こうした手法をオブジェクト指向と呼ぶ。

 なお、より効率的にオブジェクト指向の手法を使うには、分かりやすい設計図が不可欠だ。それを作る方法を UML という。

 また最近では、独立したソフトウェアを連結させて、より高機能な情報システムとして使う方法も普及している。これを、SOA という。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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