【アーキテクチャ】
これは英単語の architecture で、本来は「建築」や「建築様式」といった意味。「構造」や「構成」といった意味もある。
コンピュータの世界でアーキテクチャというと後者の意味に近い。コンピュータの構造や仕組み、それらをどうするかという基本設計や考え方(設計思想)を指す。
自動車には、乗用車もあればトラックもある。コンピュータにも、メインフレームからパソコンまでいろいな種類がある。パソコンも、現在、広く使われているウィンドウズパソコンと、かつてNECから発売されていたPC-98シリーズと、マッキントッシュでは内部構造に少し違いがある。こうした構造の違いや、その元になっている考え方をアーキテクチャという。
コンピュータ本体だけでなく、CPUのような主要部品でもアーキテクチャという考え方が使われている。たとえば、パソコン用CPUの最大手インテル社のCPUには、IA-32アーキテクチャとIA-64アーキテクチャという分類がある。
このほか、ソフトの世界でも同様にアーキテクチャということがある。たとえば、ウィンドウズのように広く普及している基本ソフトは、ウィンドウズ・アーキテクチャと呼ばれることもある。
現在の基本ソフトは、非常に複雑なプログラムの集まりだ。そのため全体の構成をどうするか、しっかり考えておく必要がある。また、それに対応するアプリケーションソフトを作るときも、基本ソフトの考え方に合わせていかないといけない。
なお、これらのアーキテクチャと意味的に近い言葉としてプラットフォームがある。どちらかというと、アーキテクチャは設計段階で考えられたもの、プラットフォームはその結果として生まれたものといった感じがする。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































