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ソーラー・エナジーソリューションズ株式会社さま|IoT|導入事例

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セキュアなセンサーネットワークをクラウドとVPNで実現

再生可能エネルギーの利用が進む中で、太陽光発電施設の運用管理などを手がけるソーラー・エナジー・ソリューションズ株式会社さまは、NTTPCが提供する3Gモバイルネットワーク、VPN、およびクラウドホスティングを利用して、発電設備の遠隔監視サービスを提供しています。

これまでの課題
  • センサーネットワークにグローバルIPを割り当てるとサイバー攻撃を受ける可能性が発生
  • 太陽光発電設備が置かれる地域や場所によってはADSL回線や光回線の引き込みが困難
  • 各発電設備から収集したセンサーデータの長期保存が必要
導入後の効果
  • VPNの採用によって費用を抑えながら高いセキュリティ性を確保
  • カバレッジの広い3Gモバイルネットワークによって、日本全国のほぼどこででも遠隔監視が可能に
  • クラウドの利用によってストレージ管理から解放

導入の背景 再生可能エネルギーの売電事業参入が本格化

  • ソーラー・エナジー・
    ソリューションズ株式会社
    代表取締役社長
    森上 寿生氏

  • エヌエスティ・
    グローバリスト株式会社
    通信機器部 部長
    坂本 一輝氏

環境意識の向上に加え、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月から施行されたこともあり、太陽光発電施設を新設して「売電」を事業化する企業が増えています。

こうした太陽光発電施設の運用では、売電収入にも直結することから、発電状況や関連設備の監視が重要です。

「一般に太陽光発電施設は土地が安価で利用できる地方に設けられるため、通常は無人で運用される場合が多く、発電の状況や機器の状態を把握するために遠隔監視の仕組みが不可欠です」と、太陽光発電施設の設置や運用管理などを手がけるソーラー・エナジー・ソリューションズ株式会社 代表取締役 森上寿生さまは説明します。

導入の経緯 NTTPCによるワンストップ提供を評価

これまで同社が事業者向けに運用していた従来の遠隔監視システムには次のような課題がありました。そのひとつがセキュリティです。センサーデバイスやセンサーを集約するルーターにグローバルIPを割り当てていましたが、無作為のIPアドレスに対してサイバー攻撃を受ける恐れが考えられました。

発電状況などのセンシングデータには個人情報などは含まれませんが、「ほとんどのお客さま(発電事業者)はセキュアな運用を要求されるため、グローバルIPを使わない接続手段が必要でした」と森上さまは話します。

また、発電施設が置かれる地方のエリアではADSL回線や光回線が届かないことも多く、センシングしたデータを集約するための通信手段を確保する必要がありました。

モバイルルーターなどの通信機器で同社と取り引きのあるエヌエスティ・グローバリスト株式会社さまから紹介されたのがNTTPCのソリューションでした(図1)。「セキュアなIP-VPN接続サービス『Master'sONE』、地方を含めて全国を広くカバーするNTT docomoの3Gモバイルネットワーク、および自由度の高いクラウドホスティングの組み合わせが最適と考え、森上さまにご提案しました」(エヌエスティ・グローバリスト株式会社 通信機器部部長 坂本一輝さま)。

他社のソリューションと比較して、NTTPCによってワンストップで提供されるため保守サービスなどを一括で依頼できること、利用料金が妥当なこと、NTT docomoの3Gモバイルネットワークであればカバレッジの心配が不要なこと、などのポイントをソーラー・エナジー・ソリューションズ株式会社さまは高く評価。

NTTPCのソリューションに全面的に切り替えることを決定し、2013年12月から新たな環境にて遠隔監視サービスを運用しています。

解決とその効果 遠隔監視サービスの競争力向上に貢献

今回のNTTPCのソリューションの採用によって、IP-VPNによるセキュリティの確保、NTT docomoモバイルネットワークの広いカバレッジ、クラウドホスティングによるシステム自由度の向上とコスト削減などのメリットがもたらされ、結果として遠隔監視サービスの競争力向上が図れたと、同社では評価しています。

また、多くの事業者が太陽光発電施設をおよそ20年間に亘って運用することを予定していますが、センシングした監視データの長期保存を安心して任せられるのもNTTPCのクラウドホスティングならではのメリットといえるでしょう。

なお、NTTPCのクラウドホスティングについて森上さまは、「仮想技術を使ったクラウドホスティングは、旧来のホスティングとは違って当社に専用のサーバーハードウェアが割り当てられるわけではないため、性能低下が生じるのではないかといった不安も当初はありましたが、これまでトラブルは一切ありません」と述べています。また、総合的に見て、NTTPCのソリューションを選択したことは大正解だったとのご評価を賜っております。

今後の展開 IoTセンサーネットワークに展開

ソーラー・エナジー・ソリューションズ株式会社さまが提供している太陽光発電施設の遠隔監視サービスは、現在多くの注目を集めているセンサーネットワークのひとつであり、いわゆるIoT(Internet of Things)に該当します。

こうしたセンサーネットワークを活用した新たなアプリケーションには大きな可能性が広がっていると坂本さまは見ています。「EMS(エネルギー・マネージメント・サービス)、トンネルや橋などの老朽監視としたリモートセンシングの利用が活発になり、お年寄り(独居老人)や児童の見守りサービスのニーズも高まっています。今回のソリューションをベースにしながら、NTTPCと共同でアプリケーションを開拓していきたいと考えています」。

森上さまも同様の展望を掲げています。「センサーアプリケーションの拡大とともに、こうしたセンサーデータの集約および分析に対するニーズはたくさんあると見ており、太陽光発電の遠隔監視で培った技術力を活用して他の分野も手がけていきたいと考えています」。

今回ご紹介したNTTPCのソリューションは将来の成長が期待できるセンサーネットワークに適しており、NTTPCでは新たなセンサーアプリケーションの開拓を目指されるお客さまに提案を進めてまいります。

ソーラー・エナジー・ソリューションズ株式会社

本社:〒102-0094 千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル1F
設立:2010年2月18日

太陽光に代表される「グリーン電力」が主体になるであろう将来を見据え、太陽光発電システムに関する「情報提供」、「設置診断」、「導入・設置」、「運用・管理」などのサービスをIT技術を活用して提供しています。

URL: http://www.solar-energy.co.jp/

エヌエスティ・グローバリスト株式会社

本社:〒171-0014 豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル4F
設立:1997年7月

あらゆる装置やセンサー計測などを3G回線接続ルーター1台に集約できる製品構想と多方面の現場ヒアリングから要求機能や今後の発展性を見据えた多機能小型通信装置「SpreadRouter」を開発。

URL: http://m2m-nstg.jimdo.com/

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