導入事例

社内ICT 株式会社ワークさま|ネットワーク|導入事例 不安定かつ遅すぎる基幹ネットワークを刷新せよ。
~“とある事実”が決め手に!業務効率と社員満足度UPへ~

「CADデータを参照する際の反応スピードが、“LAN並み”に高速になったんです」

課題と成果 “原点回帰”した解決策で、不安定かつ遅すぎる基幹ネットワークの刷新に成功

これまでの課題
  • 基幹ネットワークの帯域不足により、業務効率が低下
  • VoIPを使った内線品質が悪く、使い物にならない
  • セキュリティリスクを認識していたが、つい後回しに・・・
導入後の効果
  • 遅延を大幅に低減可能な、高速かつ安定した閉域ネットワークにより業務効率を改善
  • ダイレクトIPoE利用で、大容量データの高速参照や内線の品質改良に成功
  • ネットワークの閉域化、UTM、セキュアリモートアクセスを組み合わせ、セキュリティ強化へ

ワークでは、自動車用のドレスアップホイールを作っている。デザイン性の高い2ピース、3ピースホイールの高い製造技術を持ち、ミリ単位でインセットを指定可能なカスタムオーダーにも対応する。車種とのマッチング確認や在庫、納期の確認はもちろんオンライン。受注も工場への製造指示もネットワークを介しており、通信断=ビジネス停止になってしまう。そんな重要な基幹ネットワークの刷新にあたり同社が採用したのが、NTTコムマーケティング(以下、CMK)が提案したNTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)のMaster'sONE IP-VPN。決め手は、通信速度や通信品質の改善であったという。

背景と課題 「遅くて仕事にならない、内線が切れる」-既存のネットワークが限界に・・・。

  • 株式会社ワーク
    管理部 経理課
    システム担当主任
    大田 幸裕氏

  • 株式会社ワーク
    管理部 経理課
    システム担当
    植竹 昌敏氏

 エンドユーザーのニーズに応える商品作りをしているとはいえ、自動車パーツの量販店などが主な取引先であり、ビジネス形態としてはBtoBとなるワーク。東日本、中日本、西日本にそれぞれ受注窓口を持つほか、国内各地域に営業所を展開している。これらの拠点間を結ぶために従来使っていたのは、とある通信キャリア系のインターネットVPNサービスだったと、ワーク 管理部 経理課 システム担当の植竹 昌敏氏は語る。

「当時は拠点間の遅延が大きく、通信速度は10Mbpsも出ていない状況でした。内線電話にVoIPを使っていたのですが、次第に不安定になり通話が途切れがちになっていました。ネットワークが遅いというクレームの内線電話自体が途切れてしまうという、冗談のような事態も実際に起きていました」(植竹氏)

 こうした事態を改善するために、ネットワーク保守契約が切れるタイミングで基幹ネットワークの全面切り替えを計画。5社から提案を受け、速度が速くなりコストも抑えられるという理由から、某社のインターネットVPNサービスにほぼ決定していた。

解決とその効果 コスト?通信速度?“とある事実”が決め手となり、社員も喜んだ新ネットワークへ

 5社から既に某社を選び、契約サービスも決定していたが、なんと、その決定は導入直前になって覆ることになった。そのきっかけとなったのが、NTTCOMグループとしてCMKが提案・提示した、NTTPCの、“ある数値資料”だったと、ワーク 管理部 経理課 システム担当主任の大田 幸裕氏は語る。

「他社でほぼ確定しているという状況にも関わらず、CMKさんとNTTPCさんは当社にとって本当にメリットあるネットワークのあり方を模索し、提案してくれました。その中に、インターネットVPNとMaster'sONE IP-VPNとの通信速度の安定度を比較した資料がありました」(大田氏)

コストありきではなく、通信の高速化&安定化への肝心な気づき

 インターネットVPNはコストを大幅に抑えられるが、インターネットを経由するという性質上、通信速度の安定性を保証できない。ワークでの実際の通信環境に模した環境で計測したPING値は10ミリ秒から数十ミリ秒と大きなバラつきがあり、通信速度が安定しないことを示していた。それに対してNTTPCが提案するMaster'sONE IP-VPNは閉域網で構成されており、遅延も数ミリ秒で安定していた。Master'sONE IP-VPNを強く推したCMK 営業マネージャー飯田 晃造氏は、推薦した理由について次のように語る。

「通信速度の高速化を目指してネットワーク更改を進めていらしたのに、価格に目を奪われて通信速度の安定しないネットワークを選びかけていると感じました。そこで弊社取扱いのNTTCOMグループ通信サービス群の中から、低コストながらもIPv6閉域網で安定して高速通信が可能なMaster'sONE セキュア・インターネット VPN HighSpeedを提案し、最後まで訴えました。以前扱った案件で、40〜60ミリ秒の遅延が10ミリ秒以下まで改善されたケースを覚えており、最適なソリューションだと確信していました」(飯田氏)

 基幹ネットワークの入れ替えが行なわれたのは、2016年1月のこと。全国14拠点のネットワークを1日で一斉に切り替えた。事前に設定済みのルーターを各拠点に配布しておき、LANケーブルを差し替えてもらうだけで新しいネットワークに接続できるように工夫した結果だ。

「できるだけ現地作業を簡素化したつもりでしたが、廃止予定だったVoIPの継続利用をぎりぎりになって決定したこともあり、切り替え当日はやはりバタバタしました。それでもNTTPCの技術担当に立ち会っていただき、課題をその場で解決してもらったことで、問題なく切り替えを成功させることができました」(大田氏)

CADや高解像度画像でも、“LAN並み”の速度向上を実感、さらにセキュリティも改善

 新しいネットワークへ切り替えた効果は、すべての営業所で実感できたようだ。ある工場からは「デザイン確認のためにCADデータを参照する際の反応速度がLAN並みに高速になった」とまで言われたという。

「CADデータや広報写真などサイズの大きなデータを扱う部署からは喜びの声が上がりました。特定拠点に適用したダイレクトIPoEオプションが予想を上回る効果を発揮しているのだと思います」(植竹氏)

 ダイレクトIPoEとは、閉域網内で通信を折り返し、特定拠点へ直接VPN接続する機能だ。遅延が少なく、内線品質向上や、高解像度の画像データを扱うにはぴったりの機能だ。

 また閉域網を使っていることでセキュリティ面の向上も見逃せないポイントだ。ネットワークUTMも採用しており、アンチスパムやアンチウィルス、Webフィルタリングなどの機能が利用できる。基本料金内で毎月10回までは設定変更が可能なので、しばらくは業務への影響を見ながらセキュリティと利便性のバランス点を探っていくという。また、閉域網に直接接続できるセキュアリモートアクセスを使い、営業活動で量販店を回る現場担当者からのモバイル利用についても高いセキュリティを保っている。

今後の展開 ファイルサーバー統合やクラウド利活用で、さらなる業務効率化へ

「通信速度が向上したので、各拠点に散在しているファイルサーバーを一か所に集約する計画を立てています。ネットワークが高速になったので、ネットワーク越しにファイルサーバーを参照しても十分快適に使えると思います。クラウドを利用するかどうかは、引き続きCMKさんやNTTPCさんにアドバイスもらいながら検討したいですね。DR対策にもなりますので」(大田氏)

 

これからもCMKやNTTPCが、ワークの業務効率化に貢献できることは多そうだ。

導入サービス Master'sONE ネットワーク

会社概要

1977年の創業以来、自動車用アルミホイールの企画開発、製造販売を行う。長年にわたりホイールメーカーとして培ってきたさまざまな技術とノウハウを駆使し、お客さまの"欲しい!"という気持ちをカタチにするシステムを実現している。

会社名 株式会社ワーク
URL https://www.work-wheels.co.jp/
本社 大阪府東大阪市長田西4-1-13
従業員数 160名(2016年5月現在)

※「Master'sONE」は、NTTPCコミュニケーションズの登録商標です。

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