プレスリリース

フィールドで働く方々の健康状態をみまもるIoTサービス「みまもりがじゅ丸(TM)」提供開始

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC、代表取締役社長:田中 基夫 本社:東京都港区)は、リストバンド型バイタルセンサーを活用してフィールドで働く方々(フィールドワーカー)の健康や安全をみまもるクラウド型IoTサービス 「みまもりがじゅ丸(TM)」 を本日より提供開始します。
本サービスはNTTコミュニケーションズグループの「IoTサービスラインアップ」の一部として展開いたします。

1.サービス提供の背景

現在、フィールドワーカーがビジネスを支えている様々な業界では、ワーカーの高齢化に加え、長時間労働・健康起因事故・なり手不足など様々な課題を抱えており、その「働き方改革」が喫緊の課題となっています。
NTTPCは4年前からIoT事業に取り組み、各種IoTサービスやプラットフォームを提供してまいりました。今回、多くの事案やPOC※で培ったお客さま課題の抽出・解決力と、プラットフォームの認証・データ変換・蓄積機能を組み合わせることで、比較的安価でリアルタイムにフィールドワーカーの健康管理を実現いたしました。

※ Proof of Concept(概念実証)。新しいサービス全体を作り上げる前に実施し投資効果を測定するためのトライアル分析手法。

2.サービスの概要 および 特長

本サービスは、リストバンド型バイタルセンサーを活用して、フィールドで働く方々の脈拍数を計測、”いまいる場所” の情報と合わせて、リアルタイムに管理し、それを管理者にお報せするサービスです。
例えば、警備会社の管理者が、炎天下の屋外イベントで会場内に広く配備された警備員の健康状態や所在位置を一括で把握することで、事故の予防や適切な業務運営を行うことが出来るようになります。

特長1:フィールドワーカーの体調変化を的確に検出

約1年にわたり13社のべ550人日以上のPOCを実施し、医療専門家による監修のもと培ったノウハウ・分析ロジックにより的確にフィールドワーカーの異常を検知します。
フィールドワーカー全員の健康状態をリアルタイムで一覧表示することで、管理者がワーカー個人の安全を個別に把握する “ラインケア”を充実させることが出来ます。このサービスにより健康悪化のきざしを検知し、ワーカーが単独で働いている場合でも、みまもられている安心感を与えることができます。

特長2:日本で初めて脈拍の分析結果を活用したヒヤリ・ハットポイントの抽出

複数のフィールドワーカーの脈拍が変化した場所を重ね合わせることで、ヒヤリ・ハットポイントを発見することができます。例えば、運送業界においては、ベテランドライバーの脈拍変化からヒヤリ・ハットポイントを抽出することで、普通では見落としがちな危険箇所をビギナードライバーに注意喚起できます。
また、運送以外の業界でも、フィールドワーカーの脈拍を活用することで、工場における製造作業中や、工事現場内での建設作業中など、シーンを問わずヒヤリ・ハットポイントの抽出が可能となります。

特長3:APIによるシステム連動が可能

「みまもりがじゅ丸(TM)」は、他システムとの連携可能なAPIを有しています。これを利用することで、運行管理や作業工程管理などのさまざまなシステムと組み合わせて、システムの高度化・拡張を図ることができます。

3.価格・提供構成

1)IoTサービス「みまもりがじゅ丸」(クラウドサービス、スマートフォンアプリ)
2)活動量計 (脈拍計測機能付き活動量計:EPSON PULSENSE PS-100)
3)スマートフォン (iOS、Android OS)
4)通信SIM

(税別)

サービス
プラン
構成部材 初期料金 月額料金 最低
利用期間
機器料金 事務手数料 キッティング
標準 みまもりがじゅ丸サービス料金
みまもりがじゅ丸(活動量計10個登録可) 20,000円 3ヶ月
追加活動量計/ 台 2,000円 3ヶ月
標準プランに必要な機器料金など
活動量計 / 台 10,000円 3,000円  
スマートフォン VAIO phone/ 台 27,000円  
通信SIM / 枚 3,000円 720円  
シンプル みまもりがじゅ丸サービス料金
みまもりがじゅ丸(活動量計10個登録可) 20,000円 3ヶ月
追加活動量計/ 台 2,000円 3ヶ月
シンプルプランに必要な機器料金など
追加活動量計/ 台 10,000円 3,000円  

最低利用期間が経過する日前に利用契約が解除された場合は、最低利用期間に対応する3ヶ月分の料金のお支払が必要になります。

4.提供開始日

2017年8月23日

5.今後の展開

NTTPCでは、約1年にわたる実証実験を通して、多くの方々の実験データを蓄積し、専門機関とも連携して分析を行ってまいりました。そうしたデータやノウハウに機械学習などの新たな技術・機能を加えることで、より精密に個人の状態を把握し、体調変化の検出やヒヤリ・ハットポイントの抽出の精度を更に向上させていきます。
NTTコミュニケーションズグループで展開している「NTT Com Healthcare Package」と組み合わせることで、フィールドワーカーが働く業界全体の課題を解決するソリューションを充実して参ります。

※「みまもりがじゅ丸」の命名由来:ガジュマルの木の「健康」という花言葉の意味合いも込め、親しみやすさを表現した名称としております。

「みまもりがじゅ丸(TM)」提供開始に対する専門家さまからのエンドースメント集

愛知県立大学
看護学部 教授
産業医・労働衛生コンサルタント
岡本 和士 さま

IoTウェアラブルサービス「みまもりがじゅ丸」の提供開始を歓迎いたします。このデバイスの特徴である「連続した脈拍データを収集できること」に関して、これまで医療機器を装着しての収集となっていたため、企業に従事する者にとっては負担となっていました。
しかし、この「みまもりがじゅ丸」はリストバンド型バイタルセンサーを装着するだけなので、産業の場でも負担なく広く利用できることが期待されます。
また、連続的に脈拍数をモニタリングすることで、健康経営との観点からもこれまで見逃されていた勤務中のストレス増加などに伴う急な体調変化、その事象が起きやすい時期やその背景についても把握することが可能となり、危険予知・予防のみならず安全配慮にも役立つサービスであることから、今後の産業保健に多大なる貢献が期待されます。

あいちヘルスアップコンソーシアム
研究主幹
独立行政法人国立健康栄養研究所
協力研究員
高山 光尚 さま

企業が社員の心身の健康状態に配慮していく責任をもつことが重要性を増す中で、管理体制の有無は、企業イメージに非常に大きな影響を与えかねません。
あいちヘルスアップコンソーシアムは2014年5月 働く人たちの健康増進を通じ、企業・団体の価値向上と発展に寄与するため「組織健康度」の可視化分析をもとに 「健康増進策」「働く環境改善」などを検討・提案することを目的に設立しました。
健康度調査のような定期的な設問でのチェックや、医師との面談なども大切ですが、自記式のアセスメントのため頻回に実施して経過を観察するには適しません。
リストバンド型バイタルセンサーにより長時間の脈拍数の変動データの収集を行うことで自己の健康状態や行動が定量化され、リモートによる継続的な健康状態のモニタリングが可能となります。IoTサービス「みまもりがじゅ丸」は、より早く・正確に健康状態を把握することで、早い段階で健康を害する芽をつみ、労務管理・健康管理を可視化することで、さらに一歩進んだ従業員の健康管理ができるよう期待しています。

お問い合わせ先

株式会社NTTPCコミュニケーションズ
営業本部 営業企画部 営業企画担当
広報チーム:佐藤、林
TEL:050-3388-1664
E-Mail:pr@nttpc.co.jp
URL:http://www.nttpc.co.jp/

※プレスリリースに記載された情報は、発表時点のものです。
 商品・サービスの内容、お問合せ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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