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【PCRF】

 PCRF は Policy and Charging Rule Function の略で、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる 3.9世代あるいは第4世代の携帯電話(モバイル通信)サービスで使われている仕組み(装置)のひとつ。

 LTE は、音声も含めてパケットと呼ばれる小さく分割されたデータを送受信することで通信している。これは、インターネットと同じ方式。

 パケット通信の場合、いろいろなデータが混ざった状態で、さまざまな通信網を流れて行く。その中には、遅れ(遅延)が発生すると困るデータもあるし、多少の遅れがあっても問題ないデータもある。

 たとえば、音声や映像のデータが遅れると声が途切れたり画像が乱れたりする。また、重要なデータも遅らせたくない。一方で、一般的な電子メールやファイルのダウンロードなどは多少の待ち時間が生じても支障が少ない。さらに一定時間、通信が滞ると一度データを破棄して再送信する仕組みもある。

 こうした状況のなか、どのデータを優先的に送るか、あるいは破棄するか、再送信を要求するかといったルールやその管理を一般に QoS(クオリティ・オブ・サービス)という。ほぼ同じ意味で、帯域制御ということもある。PCRF の役割は、まずこの QoS(帯域制御)を行うこと。

 また、通信の利用状況に応じて課金する必要がある。その管理も PCRF が行っている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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