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【OSI基本参照モデル】
- OSI
コンピュータ間でデータを送受信する方法を体系的に定めたもの。OSIは、Open System Interconnection の略。日本語では「開放型システム間相互接続」ということもある。
昔は、メーカーが違うコンピュータ間でデータ通信することはできなかった。この問題を解決するために、つまりメーカーが異なるコンピュータ間でもデータのやり取りができるようにするために、国際標準化機構(ISO)という団体がOSIという決まりを作った。
で、その内容は、下記の7階層でお互いに上手いことデータを送受信できるようにしなさいということ。しかし、具体的な内容を理解するのはデータ通信の専門知識がないと難しい。
とりあえず、コンピュータがデータを送受信するには、いろいろ複雑な取り決めが必要なんだ、くらいに思っていればいいだろう。もちろん、一般のパソコンユーザーがOSI基本参照モデルを理解する必要はない(と思う)。
[OSI基本参照モデル]
第7層 = アプリケーション層
第6層 = プレゼンテーション層
第5層 = セッション層
第4層 = トランスポート層
第3層 = ネットワーク層
第2層 = データリンク層
第1層 = 物理層
各層同士の通信プロトコルと、上下の層とのインターフェースを規定する。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修