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【MME】

 LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる、3.9世代あるいは第4世代のモバイル通信(携帯電話)サービスを提供するための設備のひとつ。MME は Mobility Management Entity の略で、あえて日本語にすると「移動性を管理、あるいは制御する機器(本体)」といった意味。

 LTE は、それ以前の 2G(第2世代)や 3G(第3世代)とは異なる設備構成となり、通信を制御する方法も変わった。まず、街中に設置されている基地局が eNodeB(イーノードビー)と呼ばれるタイプになった。

 基地局は、ユーザーの端末(携帯電話やスマートフォン)と電波で通信するためのアンテナと、通信を制御する機能が一体化した装置。街中から郊外まで、無数に設置されている。

 基地局から相手側の基地局までの通信網をコアネットワークという。LTE はコアネットワークも、音声を含めたすべてのデータをパケット化して送るオールIPネットワークという方式に変わった。

 コアネットワークは、通信の開始と終了の信号やハンドオーバーに必要な信号を送る C-plane(コントロールプレーン)と、ユーザーのデータを送る U-plane(ユーザープレーン)に分けられる。ハンドオーバーは、接続中の基地局のエリアから隣の基地局のエリアに移るとき、通信を続けたまま引き継ぐこと。

 そして、eNodeB と呼ばれる基地局と、コアネットワークの中の C-plane との間で通信に必要な信号をやり取りするのが MME の主な役割。具体的には、ユーザーや端末、利用位置(基地局)などを確認して認証したり、相手先までの通信経路を設定するよう要求したりする。

 また、ハンドオーバーの際には、どの端末がどこまでデータを送受信したか、その情報を基地局と基地局が交換するための仲介をする。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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