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【DX】

  • デジタルトランスフォーメーション

 デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)は、「デジタルによる変革」といった意味で、DX と略されることがある。2015年ころから、IT関連の新しい用語として使われるようになってきた。

 かなり広い概念を包括した言葉なので、デジタルトランスフォーメーションとは何か端的に定義するのは難しい。しかし、提唱者の言葉を翻訳して、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」だとされている。

 一般的には、デジタル技術=IT によって企業やビジネスが一段と進化すること、あるいはビジネスの内容や成り立ちが変わるといった意味だと思っていいだろう。

 もちろん、これまでも IT の進化に伴ってビジネスの内容や業務の進め方が変わってきた。しかし今後は、業務自体が IT に立脚したものに変化していくと言われている。そして、従来は IT の利用に消極的だった企業や、IT に馴染みにくかった業種も、IT企業化していかざるを得ない。

 たとえばホテルなどの宿泊業の場合、予約や顧客の管理にコンピュータを使うことから IT の利用が始まった。その後、ウェブサイトでサービス内容を告知したり予約を取れるようになった。ここまでは、IT を活用することで従来の業務を効率化している段階。

 ところが今は、複数のホテルの料金を比較するだけでなく、同じホテルの同じ部屋の料金を比較できるサービスが登場している。また、インターネットを活用して一般の人が自宅の空き部屋を貸すサービスも広まっている。IT の普及で新しいビジネスが生まれ、それによって宿泊業そのものが変化せざるを得ない情況になって来た。

 こうしたデジタルトランスフォーメーションを支える基盤として、さまざまなキーワードが生まれている。代表的なのが「第3のプラットフォーム」で、これはモバイル、ビッグデータ、ソーシャル、クラウドが現在の IT と今後のビジネスを支えるインフラとなるといった意味。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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