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【DDR3 SDRAM】
パソコン用のメインメモリーに広く使われているメモリー部品。パソコンのメモリー(DIMM)は、SDRAM、DDR SDRAM、DDR2 SDRAM の順で進化してきた。DDR3 SDRAM は、これらの後継版になる。
これらのメモリー部品の進化は、CPU やチップセットと呼ばれる部品とデータ転送するテンポ(ベースクロック)が基準になっている。そして進化のたびに、2倍になってきた。
DDR3 SDRAM は、理論上 DDR2 SDRAM の2倍のデータ転送速度を実現している。同時に、動作電圧も下げられた。
なお実際には、さまざまなベースクロックおよびデータ転送速度の DDR3 SDRAM が存在する。詳しくは、DDR3-800 のページを見てほしい。
また、DDR2 SDRAM と DDR3 SDRAM は、メモリー部品(DIMM)にしたときの接点の数が同じで形状が似ている。しかし互換性がなく、DDR2 SDRAM のスロットに DDR3 SDRAM を差して使うことはできない。そのため、切り欠きの位置を変えて誤って挿入しないよう工夫されている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修